【短編小説】クリスマス・ソング⑧
古畑 時雄(Tokio Furuhata)
【短編小説】クリスマス・ソング⑧
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【短編小説】クリスマス・ソング④
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【短編小説】クリスマス・ソング⑥
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【短編小説】クリスマス・ソング⑦
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【短編小説】クリスマス・ソング⑨
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【短編小説】クリスマス・ソング⑩
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【短編小説】クリスマス・ソング⑪
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【短編小説】クリスマス・ソング⑫
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【短編小説】クリスマス・ソング⑬
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【短編小説】クリスマス・ソング⑭
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【短編小説】クリスマス・ソング⑧
岬は、福岡で始まった『kaka音楽祭』で、数人の歌い手のオーディションをする事となったのだ。
その殆どのひと達は、自身でストリートライブなどと言った活動や、またSNSなどのネットでの活動をして居るひと達であった。
岬は前もって手に入れていた参加者名簿に目を通しながら、MC(司会)と審査を願い出たひと達の審査を行っていった。
前もってオーディションのアナウンスをしては居なかったせいもあり、岬の目に留まる歌い手は、なかなか居なかったのである。
しかし博多市で音楽活動をして居ると言う、ひとりの女性について、岬は目を引いたのだ。彼女は大分県の高校を卒業後、博多市にひとり移り住み、高校から続けて居る音楽活動をアルバイトをしながら、現在も続けて居るとの事だった。
そして歌手を夢見て、高校二年生から音楽アプリkakaを利用して、歌の練習をして来たと言う話を岬は聴くことが出来た。
彼女の名前は雪野春香、現在十九歳だ。彼女はAimer(エメ)の『星屑ビーナス』を歌い上げ、まだ荒削りでは有るが、歌を丁寧にしっかりと歌い上げて居たのだ。
そして岬が大切にしたのは、彼女のステージに上がる迄の様子や、また歌い終わった後の挨拶だった。
彼女は90秒間、歌に対し真剣に向き合うのと同時に、自分の歌を聴いてくださる方達への感謝の気持ちが、岬にも感じ取る事が出来たからであった。
つづく…
【nana短編小説】ハロウィンパーティー①〜⑮完結済(朗読劇)
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