【声劇】「その花には香りがない」【掛け合い・コラボ用】
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【声劇】「その花には香りがない」【掛け合い・コラボ用】
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お久しぶりです。少し、不思議でシリアスな台本を書かせていただきました。コラボしてもらえると嬉しいです!
ゆっくり読むと入らないかもしれないです!
女の子2人のお話ですが、性別変更や、それに伴うアレンジなど問題ないです!
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●フジバカマはね、桜餅の葉のような香りがするんだって。
△金蘭の契りにでてくる花だっけ?蘭の香りのように美しい、親友を表す花。
●そう。でもね、そのフジバカマには毒がある。だから、動物たちはこの花を食べない。だけど、蛾や蝶はその毒を取り込んで天敵から身を守る。花は生きるために彼らが近づくことを許すの。近寄らせないために作ったはずの毒なのに。
△悲しいね。毒を持っても、生きるためには醜くならなきゃならない。
●わたしは死んでしまうからといって、誰かに近づかせるのはいや。あなただけで十分だもの。
△私も、君だけでいい。
●この体はわたしたちだけのものよ。だから一緒にいこ。
△君と一緒ならどこにでもいける。
●これでやっと、あなたとの香りを残せる。
△えっ。
●フジバカマは、そのまんまじゃ、ただの無香の花だから。
△君は、やっぱり、歪んでる。
●好きじゃない?
△ううん…あいしてる
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誰にも近づかせたくない、それはほんとの混じった嘘の話。あなたとの関係をここに刻めるのなら、誰に近づかれても構わない。わたしたちがここにいたことを、知らしめることができるなら、それでいい。フジバカマの持つためらいなんていらない。だって、ほしいのは、あなただけだから。
どこまでも自分勝手で、どこまでも私の好きな君だから。君の嘘も言葉も真実も、その独占欲も、承認欲も、全部、君の全部を愛している。
フジバカマの花言葉は、ためらい、遅れ、あの日を思い出す。思い出したのは、きっと、他でもない、彼女だ。
とても、素敵な伴奏をお借りしました。すごく、素敵で、大好きな曲です。
#声劇
#コラボ用
#まとりの台本
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#シリアス
#ヨルムンガンド
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3commnets
- りょー〆ましらコラボ先にてお借りしました!
- 碧依お借りしました
- しろ🍙お借りしました...!!!