【声劇】ブラン・ドゥ・ロワの号哭【コラボ用】

★【】× ☆♢【向坂 美咲】

安定の自分の台本によるタイミング参考とコラボ用になります！◝꒰´꒳`∗꒱◟◝꒰´꒳`꒱◟◝꒰∗´꒳`꒱◟ 久しぶりにこんなに設定を書いたのではなかろうか。 「兄さん」ってそういえばお芝居で言ったことないなぁ〜なんて思って出来上がった台本です(*´ 艸｀) 台本はこちら。 https://nana-music.com/sounds/0464ffe9/ 相も変わらず自分の台本からコラボし忘れてたので孤立してしまってる！！こちらにコラボしてくださる方は台本の方にご報告はいらないです！ どちらもわたしなので(๑•̀ㅂ•́)و✧ 何も知らない愛しき人よ。どうか、真っ白なままで。 ★イーデン…前半18歳、後半21歳の男の子。仕事で街に繰り出すために18歳のときに孤児院から出て行き、3年後にレティシアと再会を果たす。 ☆レティシア…前半15歳、後半18歳の女の子。愛称レティ。下の子たちの面倒見は良いが、特にしっかりはしているわけではない。 ♢アーニー…前半のみ。明るくやんちゃな9歳の少年。 ————【台本】———— ♢「ねー！兄ちゃんどこいくのー！」 ★「兄ちゃんは街で働いて暮らすんだ。レティの言うことちゃんと聞くんだぞ」 ♢「あんなの、たよりにならない！」 ☆「アーニー？どの口がいうのー？」 (なんかノリでわちゃわちゃ) ★「ははっ…じゃ、行ってくるよ」 ☆「…行ってらっしゃい兄さん」 ♢｢ぼくたち…｣ ☆｢ん？｣ ♢｢はなればなれになる？｣ ☆｢……大丈夫。私たち家族だもん。どこにいたって、ずっと一緒だから｣ (00:47〜) ☆｢兄、さん？｣ ★｢レティ…？なんでここに…｣ ☆｢…院長さま、？院長さま！！｣ ★｢…解放されたんだよ、俺たちは｣ ☆｢何を言ってるの…？｣ ★｢レティシア｣ ☆｢ひっ…！｣ ★｢大丈夫だ、お前たちまで殺したりしないよ。それじゃ何のためにこの3年間、血反吐を吐いて頑張ってきたのかわからなくなる｣ ☆「なら質問に答えて…」 ★「知らなくていいことの方が、この世には腐るほど転がってるよ」 ☆「兄さん！！」 ★「、憎んでいい、俺のこと。でもこれだけは覚えていてくれ。俺はお前を…お前たちを…愛してる」 ————————— クレール孤児院で院長に育てられた彼らは幸せな家族の時を過ごしていました。大きくなると院長に仕事を紹介してもらい孤児院を出て街で暮らすというのが、子どもたちの中では大人への第1歩と考えられていました。 そうして1人、また1人と孤児院から旅立っていきます。 院長が人身売買の取引を交わした、その先へと。 ————————— どうしてイーデンはレティシアに本当のことを言わないのか。レティシアは院長にとても懐き、母のように慕っていました。 自分たちが注がれた愛が、道具として育てるための偽りの愛だったことを知ればきっと幸せな記憶を崩してしまう。 自分たちが見送ってきた家族が今どんな生活をしているのかを知ればきっとその優しい心を痛めてしまう。 何もかも失うよりも、せめてその思い出だけでも守ってやりたかったのです。 ちなみに2人が再会したのは街の路地裏。 次の取引を交わす院長を手にかけたイーデンはレティシアにその場を見られることは想定していませんでした。だってまだ、彼女は孤児院にいるはずなのだから。 レティシアは早く帰ってくるからと言っていた院長がなかなか戻らないためにアーニーに孤児院の留守番を任せ、街まで様子を見に来てしまったのです。 そんな夜の出来事でした。 そしてそして。 ブラン・ドゥ・ロワ（Blanc de Roi ）ってなんぞ？ フランスの伝統色の名前です。白。会社のカレンダーに伝統色の名前が書いてあって素敵だと思ってメモしていたものです。ネットで調べてみるとロワだったり、ロアだったりあるみたいですけど、わたしが見たものはロワだったのでこっちで。 素敵なBGMはDOVA-SYNDROME様より 水音 written by MAKOOTO様 sadness room written by MATSU様 SEは効果音ラボ様、On-Jin ～音人～様のものをお借りし、編集させていただきました。ありがとうございました。 #声劇 #二人声劇 #掛け合い #声劇台本 #壱花の台本 #コラボ用