マナトへ。

ハルヒロ

灰と幻想のグリムガル8話のハルヒロのセリフです。 亡くなってしまった優しいリーダーのマナト。 彼を失ってからパーティはバラバラに。 彼の代わりにハルヒロがリーダーへ。 でもどんなに頑張っても「代わり」なんて務まらなくて。 新たな仲間を迎えるも、 マナトの「代わり」になんてなれなくて。 少しずつ彼の死を受け入れつつ 前に踏み出すハルヒロ達。 このセリフは マナトのかたきを打ったあとに 亡くなってしまったマナトの分まで みんなでちょっとずつお金を出しあって 断章を買ってあげ マナトの墓石にかけてあげるシーンです。 [補足] 見習い義勇兵だったハルヒロ達は まわりのパーティから小馬鹿にされていた。 義勇兵になって初めて「一人前」と見なされるこの世界。 お金さえ出して断章(義勇兵の証)さえ買えれば義勇兵として認められるもののそれすら買えないほど弱かった。 素敵な曲とともに読んでしてみました。 君とはもう会えない。 でも君を忘れないよ。という想いを込めて。 ~~~~~~~~~~~~台本~~~~~~~~~~~~~ マナト 俺たち義勇兵になったよ あの頃はさ、断章を買う金もなかったよね 食べるものもさ うんと切り詰めて ほんと、明日の宿舎代が払えるかどうか ってくらいで。 パンツも買えなくて。笑 そんな俺達も 正式な義勇兵になったよ いや、断章を買う金がなかったわけじゃないんだけどさ けじめっていうか ちゃんと区切りをつけてからにしたくてさ みんなで決めたんだ もし聞こえていたら そんな事しなくていい、って笑うかな。 金の無駄遣いだから 装備を買う足しにでもした方がいいよ、って。 何を言われたって、聞き入れたりしないけど。 今の俺たちをお前にも見せたいよ。 マナト、また明日。 #灰と幻想のグリムガル #細谷佳正 #拍手返します #コメント返します