【声劇台本】不思議なお菓子屋さん【一人声劇】

台本 紗凪

🍭不思議なお菓子屋さん🍭 やあいらっしゃい。どうしたんだい？ここはどんなお菓子でも売っている不思議なお菓子屋さんだよ。 あれ？そこの君。…あーあーそんなに泣いちゃって。かわいいお顔が台無しだよ？ …お母さんとはぐれちゃったの？ 大丈夫。この飴を舐めてごらん。ほら、お母さんのいる場所が頭に浮かんできたでしょう？そこに向かって歩けばきっと会えるよ。 また来てね！ 君は？面白いお菓子が欲しいの？ そっかそっか、病気のお父さんにあげたいんだね！ じゃあこれあげる。帽子型チョコレート！フタを開けると鳩が飛び出してくる魔法がかかってるんだ。 …喜んでもらえるといいね！ ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ああ、そこの君。ここに来れるのは子どもだけだと思っていたけど珍しいこともあるものだ。…寂しい？僕でよければ話し相手になるよ。 昔、ここにふらっと来た小さな子供の幽霊がいてね、その幽霊はたいそうお菓子が好きだった。お母さんとはぐれて、もう会えなくなっていたんだね。大泣きしていた。だけどある人がくれた１つの飴玉に救われたんだ。 それを機に、その子はお菓子屋さんを始めたんだ。 まあ、僕がその幽霊なんだけど、ね？ #紗凪の台本