CM風声劇台本「私たちの家路」

○　　　●　　　◇　　　(作者・佐藤仁、テーマソング：絢香「にじいろ」【歌い手・コヨミ様、伴奏・伴奏弾き♩electone様】)

「里親、始めました。」 【ルール】 ▲雰囲気を壊すようなセリフ改変やアドリブはおやめ下さい。 ▲台本の引用添付はおやめ下さい。 ▲コラボする際、必ず「拍手とコメント」を送って下さい。また、テーマソングにも同様に拍手とコメントを送って下さいますよう、お願い致します。 テーマソング：絢香「にじいろ」(歌い手・コヨミ様、伴奏・伴奏弾き♩electone様) 以下、台本 ○前島秀雄(43) ●前島明美(40) ◇島田恭平(10) (前奏から) ○私たちが初めて授かった子どもは ●少しやつれた小さい男の子だった (トランペット入ったら) ◇「初めまして。島田恭平って言います。10歳です。」 ○「そんなに畏まらなくていいんだぞ。」 ●「私たち、これからは家族なんだから。」 ◇「家族…？」 (これから始まる～) ●「ピーマン、食べないの？」 ◇「いらない。」 ○「こら、食べなきゃ駄目だぞ。」 ◇「だって、嫌いなんだもん。」 ●「じゃあ、ケチャップかける？」 ◇「嫌。」 ●「デザートに混ぜるのは？」 ◇「嫌。」 ●「もう、食べないとチューしちゃうぞ！」 ◇「…やっぱ食べる。」 ●「ふふっ、いい子。」 (まぶしい笑顔～) ◇「僕の気持ちなんて、分かりっこない！」 ○「君の親御さんは、もう…」 ◇「近づくな！偽物家族のくせに！」 ○「恭平…。」 ●「そうよ、私たちは本当の親じゃない。」 ○「明美…。」 ◇「じゃあどうして…！」 ●「恭平の涙。それ以外に理由なんてない。ほら、おいで。何があっても、私たちが恭平を守るから。」 (手をつなげば～) ○道のりはでこぼこだけど ●一歩一歩、力を込めて ◇手をつないで、前へ ○●◇やがて、家族になる物語 ●「『私たちの家路』」 ○「4月17日、放送開始。」 ◇「ただいま！」 ○●「おかえり。」 以下、設定 ○前島秀雄 　恭平の里親。理性的な性格で、恭平には余り怒ることはない。が、厳しく、静かに諭したりする。自身が小学5年生の頃に父親を亡くしており、恭平の境遇が自身と重なったため、恭平の里親になることを決意した。 ●前島明美 　同じく恭平の里親。明るく、笑顔を絶やさない。同時に、悩みや悲しみを受け止める芯の強さも併せ持つ。子どもを産むことができずに悩んでいる中、恭平の境遇を不憫に思い、秀雄と相談して恭平の里親となった。 ◇島田恭平 　父親を早くに亡くし、母親が精神疾患を患い育児困難となったため、前島夫妻の里子として育てられる。出会った当初はふさぎ込みがちで元気がなかったが、徐々に明るさを取り戻し、やんちゃな一面も見せるようになる。しかし、実母の飛び降り自殺の話を受け、彼の心は大きく揺れ動くことになる。 　「里親」をテーマに、声劇台本を執筆いたしました。里親制度のニュースを見たら、何だか無性に書きたくなって、気が付けばペンを取った次第でございます。 　現在日本では、そこまで里親制度に関する理解が進んでいません。そして、子どもを育てる里親自身にも、時に厳しい現実が突きつけられます。 詳しくは、リンク https://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2018/03/0328.html を参照 　この声劇台本をきっかけに、少しでも里親制度への理解が深まることを祈っています。 #声劇 #声劇台本 #コラボ募集 #3人声劇 #CM風声劇 #里親制度 #佐藤仁の脚本 #絢香 #にじいろ #ハモリ #ハモり #朝ドラ #花子とアン #オープニング #再生回数100突破 #コヨハモ