青地に蔦の日記
幻想舞踏会
青地に蔦の日記
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『青地に蔦の日記』
俺は寝る前に植物の経過を記録する為に日記をつけている。
この学舎に来てから欠かしたことがない。
…今夜、無色ノ間へ行く。
俺がいない間に風で植物が倒れてしまわないよう、窓を閉めようとした。
閉め際に青々とした草の匂いのする風が室内へと吹き込む。
紙同士が擦れる音に振り向くと、日記のページが捲られていた。
『…これは、未久さんが温室に遊びに来たときの日記だ…。
これは未久さんと白ノ都市を散策したとき…。
これは…...。
…ははっ
なんだ、俺の日記
未久さんのことばかりじゃないか。
………それもそうか。
会えることが少ない分、会えたその時、その瞬間を大切にしていたんだ…。』
そっと日記を閉じる。
『未久さん。俺は貴女との思い出をまだまだ綴りたい。
いままでの事が書かれたこの日記へ。
これからの事を。
いつまでも…
だから、必ず探し出します。
俺のたった一人の、愛しい人…。』
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番長!お誕生日おめでとうございます♪
歌おうとしてた曲がNEC電灯の策略(警告音)によって止められてしまったので、声劇になりました(;・∀・)
この1年、そろそろ不幸体質から脱却できるよう祈ってます()
いつもありがとう。
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