黒と白の鎮魂歌-レクイエム- 第2話
『Encounter of destiny with black』
黒と白の鎮魂歌-レクイエム- 第2話
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ヴァイスシーカーに両親を殺されてから数日経った。
カイルの両親が殺されたことはすぐ村中に広まり、国を信じている村人たちは、政府側の組織であるヴァイスシーカーに追われ、殺されたカイルの両親を不信に思い、その子供であるカイルをひどく虐げていた。
唯一ひとりだけ、前と変わらずに接してくれる友人は居たが、それ以外の村人は全てカイルの敵になったといっても過言ではない。
そんな中でも仇討ちに心を燃やすカイルは、鍛錬をすることを忘れず、あの日父と最後に話した森の中で、友人とあの時と同じく剣の素振りをしていた。
幼少期のカイル「くそっ!政府がそんなに偉いのか!?」
カイルの友人「まぁまぁカイル、落ち着けって」
幼カ「村の皆も皆だよ!俺が何したって言うんだ!」
友人「それは......ごめん。俺、お前のために何も出来なくて」
幼カ「……いいんだ。お前にだって村での立場があるだろ?」
幼カ「ん?あいつら、誰だ? あんな大人数で何やってn」
友達「バカイル! 隠れろ!」
幼カ「な、なんだよ急に!」
友人「あれはシュヴァルツナイトっていう殺し屋集団だ」
幼カ「殺し屋......」
友人「政府をよく思わず、革命を企ててるって噂がある組織だ。先導している男が、リーダーのグレンだな」
幼カ「あの男が、革命を......」
友人「おい、あんまり見すぎるな。見つかったら、殺されるぞ?」
幼カ「っ!(目が合った!!)」
エストレ「リーダー、あの子供放っといていいのかい?」
ノエル「必要なら、殺ってくるが」
グレン「いや、あいつはいい」
アリス「リーダーがそんな風にいうの珍しいんじゃない?」
シャレット「確かに、何か理由があるんですか?」
グ「あいつはコチラ側の人間だと、そう思っただけだ」
エ「なるほどね。将来が楽しみなお子様だこと」
グ「あぁ、そう遠くない内に会いにくるだろうさ」
●キャラクター●
幼少期のカイル(cv:あーの)
カイルの友人(cv:あい)
グレン(cv:Avi助)
シャレット(cv:兵)
ノエル(cv:來亜)
アリス(cv:倉木 あらん)
シャレット(cv:つばき)
●BGM・SE●
City_Ambi-street01 Music is VFR
WACKY BRIEFING 稿屋 隆
刀剣・鞘を握る02
足音・革靴04 On-Jin〜音人〜
paranomal ISAo.
(敬称略)
#黒と白の鎮魂歌
#声劇
#声劇ユニット
#声劇企画
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