*声劇台本*拝啓ドッペルゲンガー1/2
KEMU VOXX
*声劇台本*拝啓ドッペルゲンガー1/2
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クソボですみません( 'ω')
「どうもこんにちは君の分身です」なんて冗談のような事を言ってお前は現れた。
暗い部屋に太陽の光が差し込み俺とお前の影が現れる。その太陽の光はまるで何かの幕開けのようだった。
「もう1人自分がいたらとあなたは言いました」「そんな真摯な願いが僕を呼んだのさ」お前は自慢気に言う。俺は確かに願った。どんな苦しいことでも悲しいことでも乗り越えられる自分の代行者が欲しかったから。
俺はお前に何をしてくれるか問いかけた。お前は作り物のように含み笑いで「なんでもやります」とつげた。
お前が誰かは分からないけど俺に変わってなんでもしてくれた。悲しいこと、苦しいこと、辛いことなどすべてを。それでも周りの奴らはみんな変わっていることに気が付かなかった。
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