アゲハ蝶は、とても美しい模様を羽に宿した、可憐な存在ですね。実際この曲は、恋い焦がれども決して手の届かない美しい存在を、ヒラリヒラリと舞い遊ぶアゲハ蝶になぞらえているみたいですね。(※諸説あるっぽいです)
しかし、アゲハ蝶の幼虫は、柑橘系の葉っぱを食べて成長を阻害してしまうので、ミカン農家さんなどは害虫として気を張っているそうです。成虫が害を食らわすことはないみたいですが、「あ!アゲハチョウいた!卵産みつけられたらたまらん!幼虫が葉っぱ食っちまうや!今のうちに追い払わんといかん!」という具合に、結果的にアゲハチョウは害虫認定という具合。
美的感覚というのは、相対的なものである、という教訓を学んだ気がしました。人それぞれ、同じものでも見る角度によっては白にも黒にもなりうるのですね。
ちょっと前まで大ブームだったパクチーは、僕はどうしても無理でしたし、1日1パック食べる僕からすれば納豆が食べられない人は人生を充実させる気がないのだなと思っていたし、本当に100人いたら100通りの感覚があると思うべきなのでしょうね。
ただ、この曲のアゲハ蝶は、情景描写も相俟って、本当に美しいと思っております。
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