車輪の唄
作詞 藤原基央
作曲 藤原基央
錆び付いた車輪 悲鳴を上げ
僕等の体を運んでいく 明け方の駅へと
ペダルを漕ぐ僕の背中
寄り掛かかる君から伝わるもの 確かな温もり
線路沿いの上り坂で
「もうちょっと、あと少し」
後ろから楽しそうな声
町はとても静かすぎて
「世界中に二人だけみたいだね」
と小さくこぼした
同時に言葉を無くした 坂を登りきった時
迎えてくれた朝焼けが あまりに綺麗すぎて
笑っただろう あの時 僕の後ろ側で
振り返る事ができなかった 僕は泣いてたから
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