声劇台本「君の姿があまりにも眩しすぎて」
読み手:あなた /台本 咲理*/BGM:みわたかさん
声劇台本「君の姿があまりにも眩しすぎて」
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── 台詞 ────── ──────
何気無い一瞬。
ファインダー越しに見た君の姿があまりに綺麗だった。
僕は思わずシャッターをおす。
そのたった一枚の写真から僕たちの物語は動き出す。
「 ねえ、どんな写真を撮ってるの…? 」
病気で外に出られない君の代わりに、僕は君の知らない世界を映し出す。
ケーキ屋さん、桜の木、子供達の姿。
自分の写真を見られるのは少し緊張するけど、
君は目をいっぱい開いて笑顔になる。
僕もつられて微笑んでしまう。
ページをめくるたびに少し表情が変わったりもする。
そんな彼女を見ているのが、とても幸せだ。
彼女が僕の写真を見て笑顔になってくれている事が何よりも嬉しかった。
そして僕は気付いた。
彼女への想いに…。
君といる時間は一瞬で、
それこそシャッターを押し、切り取られた世界が存在するように
時間が止まりずっと君と一緒に居られたらいい、とさえ思った。
僕は、君のために僕の世界を伝えるよ。
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アレンジok‼︎
男性向けですが、女性・男性関係なくやってください
╰(*´︶`*)╯
#声劇台本
#一人声劇
#私の世界を90秒の言葉にのせて。
#小説の中の物語。
#拍手してくれたら聞きに行きます!
みわたかさんのとても透き通った伴奏をお借り致しました
今回は七月隆文さんの「 ぼくと君の半径にだけ届く魔法 」という小説を元に考えました。
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2commnets
- かけりんお借りしました!
- neko🐈⬛素敵な台本お借りしました。