【幸せの宝石~碧~】2人声劇台本
◇メルシア(お名前)×◆タウトス(お名前)
【幸せの宝石~碧~】2人声劇台本
- 90
- 5
- 2
宝石を巡るあたたかい物語。
二人の関係、過去、年齢などは読む人の世界観に任せます。
アドリブ、一人称、性別ete,お好きに使ってください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆「メルシア居るか?」
◇「ノック。」
◆「ごめんごめん。そんな事より見てくれ。
ついに手に入れたんだ。」
◇「この青い宝石って…」
◆「そうだよ、これがその人魚の涙だ。
持つ人の悲しみを浄化してくれるっていう
奇跡の石だよ。」
◇「…なんて深くてクリアな青なの。見てる
だけで何かがほどけていくみたいだわ。」
◆「メルにどうしてもあげたくて。」
◇「タウトス…もしかして私のために?」
◆「…少しでもメルの悲しみを癒せるならと
思って…。」
◇「‥その昔、深い深い海の底で 地上の美しさ
に恋焦がれた人魚がいました。
けして叶うことのない夢を抱いた
その人魚は、その想いを海の宝石に閉じ込
め涙の数だけ地上へ放ったのでした。」
◆「メルシア…」
◇「ねぇタウトス。私は人魚じゃないわ。
私は大丈夫。たとえ独りきりになっても
いつも貴方が訪れてくれる。」
◆「無理してないか?
そんなに軽い傷じゃないって
馬鹿な俺(僕)でもちゃんとわかるよ。」
◇「見つけたの。」
◆「え?」
◇「悲しみよりももっと大きな気持ち。」
「それはね…」
【完】
#りあなの台本 #二人声劇
Comment
2commnets
- りあな🐬♬︎*゚
- ゆうあとでやりますね(๑•̀ㅂ•́)و✧グッ!