薤露蒿里【掛け合い用台本】

台本︰さくら BGM︰史鶴様 演者︰mai

一人でやってみたw 生きたかった死神と死にたかった少女のお話。 "また逢える日まで" ｢｣少女 『 』死神 『人生は泣けない悲劇であり、笑えない喜劇だ』 ｢その死神は嘲笑うようにそう言った。｣ ｢これは、永遠に生き続けた【人】のお話。｣ 『人というのは実に身勝手な生き物で、勝手に生まれて、勝手に生きて、勝手に死んでいく。』 ｢それでも、産み落とされた意味もわからず、毎日必死に足掻いて生きている｣ 『そして、生まれてきたことに意味などないのだと気がついた時には、この物語は終わっている。』 ｢生きとし生けるもの｣ 『いづれか歌を詠まざりける』 ｢ねぇ、死神さんはしなないの？｣ 『死ねないんだよ。そもそも生きてないからね。』 (少し間をとる) ｢どこからともなく、薤露蒿里(ｶｲﾛｺｳﾘ)が響きだした。｣ ｢終わりが近ずいている。｣ 『今度はちゃんと、生きろよ。じゃあ......』 ｢死神さんが最後になにを言ったのかは分からなかった。｣ 全体的にかなりゆっくり読んで大丈夫です！ タイミング参考 https://nana-music.com/sounds/04483dc9/ 薤露蒿里(ｶｲﾛｺｳﾘ) 人の一生は儚いということのたとえ。 または、死者を葬り、見送るための歌。 #拍手返します #フォロー返します #声劇台本 #和風台本 #掛け合い台本 #さくらの台本