【二次声劇台本】trick and treat〜中編
声:お名前(ミク)、お名前(リン)、お名前(レン)、お名前(ルカ)/台本:深兎
【二次声劇台本】trick and treat〜中編
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前編を見ていない方はこちらへどうぞ!前編の最初の説明もご覧下さい。
https://nana-music.com/sounds/0444a6ce/
長くなってしまったので、2番の内容を2話に分けてあります。曲は1番のものです。
〈台本〉
♡ミク(ここは、どこ…?まだ意識がぼんやりする…。)
ミク(あれは、ジャック・オ・ランタン。そっか、今日はハロウィンだから…。)
*
♢ミク「見て!ジャック・オ・ランタン!」
ルカ「あら、上手にできたわね。」
ミク「それなぁに?」
ルカ「パンプキンケーキよ。くり抜いたカボチャで作ってみたの。」
ミク「おいしそう!リンとレンにも食べさせてあげる!」
ルカ「ダメよ、汚れちゃうわ!」
ミク「(前のセリフと被せて)あっ!」
ルカ「だから言ったのに…。」
*
ミク(そんなこともあったなぁ…。懐かしい。)
レン「ミク、気付いてないみたいだね。」
リン「やっぱり、あれを利用して脅かすしかないね!」
ミク(2人の声だ。一体、何の話をしてるの…?)
♤レン「もう、単に食べたいだけでしょ?」
(食べる!?もしかして、私を…!?)
リン「えへへ、バレた?」
レン「リンの考えることなんてお見通しだよ。」
リン「さすがレン♪」
ミク(りん…れん……?…!!まさか、あの子達は、いつか森の中に捨てた──)
ミク「リンとレン、なの…!?」
♧レン「…おやおや、もうお目覚めかい?」
リン「こんなに早く目隠しがとれちゃうなんてね。次は二度ととれない目隠しをしてあげようか?」
ミク「ひっ…!」
リン「ほらほら、可愛く笑いなさい。私達のお人形さん。」
レン「人形なら、好きに扱っていいんだろう?」
ミク(あぁ、これは私への復讐なんだ──!)
〈基にした歌詞〉
いつからか疑念の刃が見え隠れする
愛という免罪符などは存在しないと
目隠しの隙間から覗き見たランタンが
映し出した影に思わず
身の毛がよだった
おやおや悪い子 もうお目覚めですか?
目隠しが解けたなら 盲目にしようか?
ほらほら笑いなさい 可愛いお顔で
毛皮をまた被って
芝居に戻る
〈タイミング(良かったら参考にして下さい)〉
♡(前奏)
♢深い深い 霧の中 妖艶に響く声
おいでおいで この森のもっと奥深くまで
早く早く 急ぎ足で出来るだけ近くに
おいでおいで さぁ愉しい
遊戯(あそび)を始めよう
♤シナモンスティックは魔法のステッキ
ひとふりするだけでシロップが増える
苦ささえ忘れて 甘い夢の中
天蓋に護られて
眠りに堕ちる
♧幻想の催眠に溺れたままで良い
目隠しを外しちゃ面白くないでしょ
足元ご注意 その手は僕が引くから
その身を今すぐに
委ねなさい さぁ
〈個人的な解釈など〉
目隠し…意識がはっきりしない状態
つまり、二度ととれない目隠し(盲目)とは……。
「映し出した影」は2人の裏の顔という解釈をしています。
※台本は時々書き換える可能性があります。
後編はこちら
https://nana-music.com/sounds/0444b519/
#声劇台本 #trickandtreat #ハロウィン
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