レンズ越しの世界

イロ【】レフ【】

「あなたにはなにがみえる？」 【あらすじ】 そのひとはいつだって、持っているカメラで「終焉」を撮っているのだそうだ。 今日もまた、雨が降る。 ⚠️性別変更:×/台本変更:崩さない程度のアドリブ◯/転載:×/ 使用時拍手お願いします。 ――――――――――――――――――― レフ「君、いつもカメラ持ってるね」 イロ「あげない」 レフ「別にいらないよ。ただ一度だけ聞いてみたくて」 （1：19）11 レフ「君はそのレンズ越しに、どんな世界を見ているの？」 （1：11）19 イロ「『レンズ越しの世界』」 （1：09）21 イロ「終わりだよ。命の終わり。終焉って、命の終わりって意味なんだって」 レフ「君がレンズ越しに見てるのは」 イロ「わたしは、命の終わりをみてるの」 （0：55）35 レフ「ほんとうに、そうだろうか。世界は、そんなに寂しいものかな」 イロ「さびしい？」 レフ「向こう側には、終わりしかなかった？」 （0：42）48 イロ「ほんとうは」 レフ「うん」 イロ「知りたくなかったの。真実なんか」 レフ「うん」 イロ「わたしの目がなにを映してるのか、知りたくなかった」 （0：30）60 イロ「怖かった。現実を見ることが。だからずっと、終わってしまえばいい、って」 イロ「いきてることから目をそらして、ぜんぶ終わっていることにすれば、怖くない」 イロ「だから、カメラを手放せなかった」 （0：09）81 レフ「ねえ、改めて聞くよ。君はそのカメラのレンズ越しに、どんな世界を見ているの？」 ――――――――――――――――――― 【レフ】 カメラを持っているあの子を見かけていた。雨の日には通学、もしくは通勤経路が変わるためその道中でカメラを構えている彼女が何を見ているのか、気になっていた。 【イロ】 いつもカメラを持っている。現実を見ることを拒み、カメラを覗き込んだ先に終焉を見ていると思い込もうとしていた。生きる、などそういった事に対して臆病。 ――――――――――――――――――― レンズ越しに見えるものと、人間の目が捉えるものって違う。どっちがより綺麗に見えるかって、同じものをみても、人ぞれぞれ。 診断メーカ－より題材ガチャの「カメラ」「終焉」+台詞ガチャの「知りたくなかったの。真実なんか」でした。活かせてないですね、申し訳ない。 BGM:DOVA-SYNDROME 流れ星/こおろぎ SE:On-Jin〜音人〜 #台本創作ガチャ #声劇 #掛け合い #台本 #声劇台本 #予告風声劇 #雨 #声劇民と繋がりたい #藤鴇ゆずり台本