箱庭鏡 - 友への手向け -
澪
箱庭鏡 - 友への手向け -
- 118
- 3
- 0
#AftertheRain #イザナワレトラベラー #そらる #箱庭鏡 #友への手向け #もふもふみおん #アカペラ
『あの日に戻れるなら』
Twitterとか見れる方、もしくは昨日のツイートを見た方はおそらく察することが出来ると思います。でも自分でもまとめて、思い出を語りたいのでひとまず先にこちらでお話しようと思います。
昨日、私の愛猫の『モカ』というサイベリアンの4歳の男の子が天国に旅立ちました。
私がモカの異変に気づいた時には、既に遅く、病院に連れていくことも出来ずにその場にずっと一緒にいて、最期を看取りました。
抱えれば『痛いよ』と言うような声を上げ、身体中を毒素で満たされながらも『痛いよ…苦しいよ…』という悲痛な鳴き声と掠れた呼吸を発していました。
そして、やがて動かなくなり、体も冷たくなって、そのまま息を引き取りました。
亡くなった原因は、ゲージの中でトイレの柵に落ちたとの事でした。
自分がもっと早く気づいていれば。
ぐったりしている彼の様子を分かってあげられたら、もう少し長生きできたはずなのに。私が大人になって、その長い先まで一緒に生きていけたのに。
頭の中でずっとその思いが木霊して、今でも涙は枯れることがありません。
母親には『モカは、この家の誰かの厄災を肩代わりしてくれたんだよ』と言われ、さらに苦しくなりました。家族の誰かの身代わりに、ひとつの命を、惜しい生命を無くしてしまったことが、とても辛いです。
Twitterの中でも、こういった経験がある方に励ましの言葉を頂きました。『それだけ想ってもらえるのなら、その子も幸せだと思います』という言葉に、そうであったらいいな、と思いながら。
現在、モカはその遺体が腐敗しないように、冷凍庫で眠っています。でも、その時が来てしまえば、本当のお別れになってしまいます。
今はとても辛いし、心も苦しくて今までどおりに物事が手につかなくなっているけれど、天国で休みながら見守ってくれていることを願って、いつかこれを台にしてモカの分まで生きていこうと思います。
いつも一緒にいれなくてごめんね。
きっと寂しい思いをさせてしまったよね。
でも、いつかそっちに行ったらまた沢山遊ぼう。
その日まで、さようなら。
あなたを愛しています。
出会ってくれてありがとう。
みおんより
.☆.。.:.+*:゚+。 .゚・*..☆.。.:*・°.*・゚ .゚・*..☆.。.:*・°.*・゚ .゚・*..☆.
ああ 歩き慣れて見慣れるほど
こんなにも懐かしく感じる
煤けたような教室の匂い
消せず滲んだ机の落書き
擦りむいた赤 砂の感触
見下ろした青 夏の隙間
誰かにもっと愛されたくて
誰でもいいや 嫌いになって
傷つけ合って 慰め合って
それでも全部愛しくてさ
君と思い出は
校舎の曲がり角の向こう
窮屈な箱庭の隅で
弾けて飛ばしたボタンと存在証明
もう一度自由でいよう もう一度
君とあの日に戻れるなら
.☆.。.:.+*:゚+。 .゚・*..☆.。.:*・°.*・゚ .゚・*..☆.。.:*・°.*・゚ .゚・*..☆.
コラボ歓迎にしておりますが、モカへの手向けの歌として、苦しい中歌いました。皆さんに聴いて欲しいです。
そして、これから動物を飼おうと思っている方々にも伝わって欲しいと思います。
動物とすごしたその記憶は、とても鮮明に刻まれます。人生を彩らせてくれます。
でも、いつかはその彩はモノクロへ変り、いつかは灰になって虚空に還ってしまうでしょう。
だから、最期まで、動物にとって『幸せな人生だった』という飼い方をしてください。
そして、自分たちの最期には、それを思い出して、『幸せだった』と言えるような人生を送ってください。
そして忘れないでください。
いつも抱えていた『生命の重み』は決して忘れてはいけません。そして、『思い出』も重すぎるほどに積み重なるものです。忘れないでください。
これを見て、聴いてくれた方の心に、私の伝えたいことが、しっかり伝わることを願います。
Comment
No Comments Yet.