【一人声劇】懐かしい日

台本:りんりん 読み手:睦月

#一人声劇台本 #一人声劇用 #妖 #妖怪 #切ない声劇 #切ない #フォバ率1000 #コメくれると嬉しい #夏目友人帳 すごく切なくて素敵な台本お借りしました！！ 語尾やら一人称やらいろいろ変えてしまっています… ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー これは、少年が幼かった頃の物語──── ……今日も暇じゃのう。何か面白いことは……。 お、ちょうどいい時に人間の小僧がおるぞ。悪戯してやろう アッハッハ、びっくりしておるぞ。面白いのう ……ん？何じゃ、お主。まさか……妾のことが見えるのか？ ほほう、そうか声も聞こえておるのか。ならば話しは早い。おい、小僧、妾の遊び相手になれ。 なんでって…そりゃあ妾が暇だからに決まっておるだろう。さあ、妾の遊び相手に…… なに？オレに関わるな、だと？なぜそう思うのかは分からぬが、妾達、妖だってお前達人間のような「心」を持っているのだぞ？キッパリ言われるとなかなか傷つくのだぞ？ ……まぁ、分かれば良い。さて、さっそく妾の遊び相手になって貰うぞ!! 月日が経ち、小僧は遠くへ行き、妾はまた退屈な日々を送っている あれから数年、小僧とは1度も会っていない 優しい人たちに囲まれ、幸せに生きている…… そんな夢を見て、妾の頬に涙がこぼれた。