初めての感情

＜あなたの名前＞

#レディーレ#悲しい話#台本#恋愛 僕は嘘つきの両親に育てられた。 小さい頃から嘘をついて育った。 恋も愛も分からなかった。 両親は表では僕を愛すフリをして。 裏では僕を殴り蹴り痛めつけた。 虐待されてる自覚はあった。 でも言えなかった。 学校ではそれをつくろって笑った。 でもいじめを見過ごすなんて出来なくて。 いじめっ子に反抗した。 そして僕の居場所は無くなった。 じきに自暴自棄になってく。 ネットで男をたぶらかして。 遊んでやる事はやらないで捨てる。 あの時の僕は最低だった。 でもそんな時に君が来て。 君が僕に光をくれた。 「大丈夫。俺は絶対嫌いになったりしない。だから信じて？」 暖かかった。 初めて愛を知った。 戸惑って苦しんで。困らせた。 僕のしたことは許されない。 たくさんの人を騙してきた。 それでも君がそれを受け入れてくれて共犯者としていてくれる。 だから僕は君に惚れてしまってる。 付き合って別れて。 付き合う事が全てじゃないと知った。 ありがとう。 僕に感情をくれて。 これからも愛し抜くと誓います。 永遠に。僕の最愛の人。