【恋愛台本】時間をください(14)【男女コラボ】
◆ お名前 ☆ お名前 台本: ももつばき。
【恋愛台本】時間をください(14)【男女コラボ】
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文学少女が抱く淡い恋心
ひょんなことから、優木くんの勉強を見ることになった心
優木くんは赤点をまぬがれ、無事に部活に出られました
部活中、増田くんとの会話で、優木くんが心のことを好きだということが発覚
でも、告白する気はない様子ですが
優木くんから野球部の練習試合に誘われた心は、野球部の遠征先の高校のグラウンドで試合を見ていたのですが
遠征についてきていた優木くんファンの先輩に絡まれてしまいました
それを増田くんが追いかけます
なにを思ったか、優木くんは増田くんに、心と付き合うようにすすめます
それをきっかけに二人は仲違い
二人の仲が険悪になったことを知った心は、増田くんに話を聞きに行きます
話は二人の中学生時代に遡ります
さて、どうなるのでしょうか
今回も優木くんお休みです
文学少女×野球少年シリーズ第14話です
【基本設定】
◆ 佐倉 心(こころ)
15歳。高校1年生。12月生まれ。
文学少女。成績がいい。
同じクラス、野球部の優木くんがすき。
◇ 優木 塁(るい)
16歳。高校1年生。4月生まれ。
野球少年。むしろ、野球しかしていない。無愛想。
成績がやばい。赤点取ると部活停止なので、ほんとやばい。
実は部活中に見かけていた心が気になっていた模様。
☆ 増田 悠太
16歳。高校1年生。
野球部。明るい性格。割と優木くんと一緒にいる。
成績は普通。顔が広い。隣のクラス。
心とは同じ中学だった。心のことが好きだった。
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アドリブ・台詞変更、ご自由にどうぞ!
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◆ 女性
☆ 男性
☆「佐倉さんに声かけるきっかけ、ずっと探してた」
☆「たとえばさ」
◆「うん」
☆「佐倉さんが日直で、黒板消してるときに手伝ってみたり」
◆「うん」
☆「図書委員だったときにさ」
☆「佐倉さんが図書室のカウンター係をしてる日に、わざと本を借りに行ってみたり」
◆「全然気がつかなかった…」
☆「ね? 俺、割と意気地(いくじ)がないんだ」
☆「気になる子に声もかけられない」
◆「気になる子?」
☆「そうだよ」
☆「俺、ずっと佐倉さんが好きだったんだ」
☆「中学生のころから、ずっと」
☆「ずっとずっと、好きだったんだ」
◆「増田くん…」
☆「俺が佐倉さんの視野に入っていなかったことはわかってる」
☆「きっと、今も入ってない」
☆「だからさ、俺のこと佐倉さんの視野に入れてほしいんだ」
☆「ほんの少しでもいい」
☆「俺のこと、考えてほしい」
◆「増田く」
☆「今、答えを出さないで」
☆「よく考えてみてほしいんだ」
☆「佐倉さんが優木のことを好きなのは知ってる」
◆「え?」
☆「それでもいい」
☆「それでもいいんだ」
☆「だから、俺に佐倉さんの時間をください」
☆「少しだけ… 少しだけ時間をください」
◆「増田くん…」
◆「わかりました」
◆「しばらく、時間をください…」
☆「うん、ありがとう」
☆「本当に、ありがとう」
☆「それじゃ、俺は行くね」
☆「ここは少し寒いから、佐倉さんも早く教室に戻った方がいいよ」
◆「ありがとう、増田くん」
☆「あ、もう一つ」
☆「これからは俺のこと、悠太って呼んで」
☆「その方が、親しい感じがするでしょ?(笑)」
◆「う、うん、わかった」
◆「悠太くん、それじゃあ」
☆「うん!」
☆「いろいろ、ありがとうね!」
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今回は四ノ宮りゐ様からサウンドをお借りしました。
素敵なサウンド、ありがとうございました!
四ノ宮りゐさま
https://nana-music.com/users/3042204/
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