カマル番外編☪︎第1話☪︎《迷惑な好かれ方》
☪︎OBM☪︎カマル
カマル番外編☪︎第1話☪︎《迷惑な好かれ方》
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☪︎Once in a Blue Moon☪︎
〜Kamal Bad Company〜
カマル✩俺は昔から得体の知れないモノに好かれやすい。取り憑かれるわけもなく…ただただ好かれる。
それは実体のないモノが多い…
守護霊的なものから妖精の類までなんでも。
普通の人間と変わらぬ姿でそれらをとらえることができる。
幼い頃は区別がつかず間違えることはあったけれど困る事はなかった。
それらは自ら俺に寄ってくる。
会話が出来るモノは相当な力があるモノか想いが強いモノだとわかったのは最近だ。
そうでないモノは風のようにふわりと俺を撫で去っていく。
1番迷惑だったのは書庫に住んでる翠色の妖精。会えばとんでもない勝負を仕掛けてくる。まぁ仕掛けられれば受けて立つのが俺だからな!勝負はいつも五分五分ってところかな?最近全く見なくなってしまったけど。
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