【声劇】平和の双翼【最終話】
アダウィン役【ひいと】ルンヘック役【ひいと】
【声劇】平和の双翼【最終話】
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#台本 #声劇 #こなりずむ #戦闘
【大隊所属の軍人が手記に書き記した当時の証言】
第三作戦開始直前、大隊長より訓示がなされた。獲物を狩る鷹のような、鋭く冷酷な大隊長の瞳はいつもと変わらない。だのに何か揺れ動いて見える大隊長らの瞳に、私は息を呑んだ。今回の作戦はどうやらいつものようにまかり通るようなものではないらしい。珍しく緊張で強ばるマクイルルス大隊の軍人らに大隊長・・・いいや、我らが平和の双翼は最後にこう述べた。「いつも、どこでも、貴様らのような素晴らしい軍人を率いて戦えたこと、私は誇りに思っている。以上!」と____。
【⚠️台本についての注意⚠️】
強制ではありませんが台本とコラボする際、拍手とコメントを残してくださると嬉しいです。
アレンジ・アドリブOKです。
ですが、私の台本に書いているセリフを丸ごと変えて、全く違うセリフを読み上げるのはご遠慮ください。
時間をかけて作った力作ですので、セリフを丸ごと変えられて私の作った台本をBGMにされるととても悲しく、胸が痛いのです。
ご理解いただける方のみ、コラボ宜しくお願いします。
なお、幼女戦記をオマージュし作成にあたりました。
・アダウィン・シェーンベルク 少佐
・ルンヘック・エーベルヴァイン 少佐
ーー
アダウィン「諸君、我が大隊の目的は退却を成功させるための殿軍。国威のためにも、失敗は許されん。」
ルンヘック「上は戦意旺盛な我々のために、援軍は送ってこないらしい。敵も吹けば飛ぶような輩ではない。素人に毛の生えた程度の軍人が援軍としてくるのであれば、我々だけで充分だろう。」
アダウィン「敵戦力は“連隊規模”だ。この中の誰か1人欠ければ、隣にいる戦友に10人を相手にしてもらわなねば割に合わん。」
ルンヘック「かつて祖国の為に死ぬのだという愚人が蔓延っていたが、とんでもない法螺吹きだとは思わないか?」
アダウィン「つまり、勝利を掴む最も単純な方法は、これを始めた地を這うウジ虫共を蹂躙することだ!」
(曲変)
ルンヘック「敵に撃たれても諸君らは戦えるはずだ。思い出せ、顔の汚れを拭ったとき、それは泥だったか?!いいや違う!並び無い、苦楽を共にした戦友の成れの果て、血反吐と臓物だと気付いたあの瞬間を!」
アダウィン「諸君らに宿る敵愾心をもって、連中の腹を掻き捌いてやれ!良い機会だ。帝都で優雅に茶を嗜む愚蒙家に、5000もの首を手土産として持ち帰ろうではないか!」
(SE:軍人の雄叫び)
(1:24~)
ルンヘック「よろしい。では諸君」
2人「地獄を作るぞ!!」
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【漢字の読み】
・殿軍→でんぐん
・戦意旺盛→せんいおうせい
・愚人→ぐじん
・蔓延って→はびこって
・法螺吹き→ほらふき
・地を這う→ちをはう
・蹂躙→じゅうりん
・拭った→ぬぐった
・並び無い→ならびない
・血反吐→ちへど
・臓物→ぞうもつ
・敵愾心→てきがいしん
・掻き捌いて→かきさばいて
・嗜む→たしなむ
・愚蒙家→ぐもうか
・手土産→てみやげ
Comment
3commnets
- Miya@アマSSW兼台本主はB型で作業中はプロフ読んで欲しい
- ひいと
- Miya@アマSSW兼台本主はB型で作業中はプロフ読んで欲しい凄すぎて言葉が出ませぬ少佐。。。←←←