【声劇】アザミの花

声【薊:aimy 少年:ハリネ】台本【きさらぎ。】BGM【SPOON】

またまたaimyさん 一緒に台本選んだりして楽しくやらせてもらってます てか少年だったああああ 少年っぽくねええええ アザミ噛んだああああ 【イメージ】 アザミの花には棘がある。その棘からか、花言葉は「触れないで」「厳格」。 薊(あざみ)と名乗る、運命に従おうとする少女の生き様と、運命に抗おうとする少年のお話。 薊と少年は別の世界で生きている。少年は現界で生きるものの、彼女は光の刺さない下界の番人。 それでも少年は薊と出会い、薊に恋心を抱いた。 その気持ちを知りながらも"叶わぬ恋"だと決め付ける薊に少年は…。 ＿＿＿＿＿＿ ◇薊 ◆少年 ◇…私に近付くな。貴様とは住む世界が違う。 ◆だから何だ！俺は本気だ！お前が好きだ！お前が俺に心を開いてくれるまで待つ！ ◇本気なところで、貴様がどう足掻いたって無駄。これが運命だ。帰れ。 ◆…っ運命なら抗えばいいじゃねえか！俺はお前と一緒にいたい！ ◇良い加減にしろ！運命は抗えないから運命と言うのだろう？！これは貴様と私の運命(さだめ)だ。 ◆お前にもっと違う世界を見せたいんだ！こんな暗い下界じゃなくて、眩しいくらい輝く世界を…！ ◇…これ以上私を惑わせるな！早くしないと、お前はこの世界から出られなくなる！…こんな地獄にお前を閉じ込めるなんざ出来ない。…私のせいで、お前がここから出られなくなったら…私は私を一生責め続けてしまう…！ ◆っおい待て！薊！俺はお前と一緒ならこの世界で構わない！薊がいる世界ならそれでいい！ ◇…私は満足だ。…お前と出会えて良かった。お前が、私の暗い世界に光を与えてくれた。眩しいくらいな。 ◆薊！！(叫んで)行くなよっ…！今離れたら、もうお前に会えなくなる気がするんだ！ ◇…ありがとう、好きだった人。(小声) ＿＿＿＿＿＿ 目が覚めた少年がいた場所は現界。1輪のアザミの花が凛々しく咲いていた。 遠い記憶の名前の知らない彼女が言っていた。 「アザミの花言葉は"満足"。」…と。 少年は満足していなかった。 一方、少年の記憶の片隅にある少女は、満足気だった。 #声劇 #声劇台本 #台本 #シリアス台本 #きさらぎ台本 #spoonオリジナル #和風BGM #和風 #切ない #静か #悲しい #コラボ待ち #拍手返します #nana民と繋がりたい