嗚呼、大好きでした。
【鳥曇り】とりぐもり 春の季語
渡り鳥が春になり北方へ帰る頃の曇り空
(季語・季題辞典より)
素敵な伴奏お借りしました。(。_。*)
***
ふらり 街の渦を泳いでは
落ちる 灯を逆さに映した
いずれ誰も居なくなって
まるで鳥有に帰す様に雲に混ざって
ゆらり 風を浴びて踊るだけ
南を背に憂惧を味わった
いずれ孤独は育っていく
まるで浮遊に身を任す季節の様に
上から見えた信号灯
何処へも行けずに生きていくの
それじゃさよならお別れね
これからどうしよう
あたしは懲りもせず名残惜しいまんま
あなたを目で追っていた
だってって言ったって
あなたはいつもそうよ口だけなのね
青い好天が邪魔をする
また今日を肯定する
待ってって言ったって
一度も振り向きもしないあなただった
酷くぬるい風でした
それが嗚呼大好きでした
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