【声劇】鈴【台本・和風】
★少年(お名前) ♥鈴(お名前)
【声劇】鈴【台本・和風】
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隣の集落にあるあの神社には、
可愛らしいお狐様がいらっしゃるそうよ
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タイミング等 お手本: https://nana-music.com/sounds/0408e627/
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★母さんが元気になりますように、って、毎日神社に参拝していた僕。
(♥「今日もきたのね」)
★鳥居を潜ると目の前にある石段。必ずそこに"君"はいた
(★「母さん、今日はたくさん笑ってくれるといいな」)
♥物憂げな表情のあなたに興味は無かったけれど、他愛のない話をしている時の笑った顔は、どこか胸を擽られた
(♥笑っていれば、お母様も笑ってくれるんじゃないかしら)
♥「日の暮れる時間にここに来たらだめよ」
★「僕は朝しか来ないから大丈夫」
★どうして君がそんな事を言うのか、深く考えたことは無かった
★どうして君は毎日そこにいるの?
♥あなたの色々な表情を見つけるのが楽しくなってしまって
★どうして君は何も教えてくれないの?
♥厄介な感情を知ってしまったの
★僕は
★僕はもっと君のことが知りたい
♥私はあなたのことが知りたい (同時に)
♥「…日の暮れる時間に来たらダメって、言ったでしょう」
★「きつね…?」
♥「逢魔時のこの時間、我は元の姿に戻ってしまう。さぁ、この姿を見たでしょう。もうお行き」
★「一体君は…?」
♥「行きなさい、二度と此処へは近付いてはだめ」
★「…っ」
♥「行きなさい」
★♥《狐と僕の夏休み》
♥「我は消えるだろうが、気にするな。其方(そなた)も、其方の母も、我は最期まで見守っている」
★「僕は、母さんも、鈴も、ずっと一緒にいたい。それじゃあ、欲張りかな?」
♥このひと月の少年の悲劇と
★禁忌を破った狐の物語の行方は
♥如何に
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《読まなくてもいいあらすじと設定》
★集落に住む高校生。
優しくて穏やかな男の子。毎日参拝している神社の石段に必ずいる女の子に「鈴」と渾名を付けた。登校する前に石段にいる鈴に声をかけ、一緒に参拝をしている。段々とその少女に惹かれていく。だが何を聞いても自分のことは一切話さず、鳥居から出たところを見たことが無いため不思議に思っている。
母が重い病気にかかり入院している。
♥「鈴」こと稲荷神社のお狐様。
集落を見守り続けている何百年と生きる神様。
普段は齢15ほどの少女に姿を変え、山の上の神社の石段から集落を見守っている。でも見えない人が殆どなため、退屈な日々を過ごしていたが、少年が参拝しに来るようになってからはなかなかに退屈しない日々を過ごしているようだ。
ただ人に狐の姿を見せることは禁忌であり、自らの正体を明かすことも禁忌であるため何も語らない。また逢魔時になると姿が半妖のように狐の姿に近くなってしまうため少年には「日が暮れる時間には近づくな」と言っていた。
毎日過ごしていくうちに少年に惹かれてしまう。
姿を見られてしまってからは、もう少年には会えない。自分の身も危うい。それならばと重い病気の母と少年の未来を守るためまたも禁忌を犯し、自らの力を使いきり2人の生涯を見守ろうと奔走する。
正体を知っても尚共にいることを望む少年は…。
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中二感漂う台本を書きました。
ぜひこの子達に声を、命を吹き込んでください…!!
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