【予告風台本】夏の雪に解ける
夏輝【雪華】深雪【カラビナ】
【予告風台本】夏の雪に解ける
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夏輝:雪華
深雪:カラビナ
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(入りと同時)
深雪:「もうすぐ、世界は終わってしまうんですって」
夏輝:季節外れの雪の中、そう言った彼女の笑顔は、ただただ美しかった。
(1:16)
夏輝:8月。いつもなら夏真っ盛りのその時期に、都心に大雪が降り積もった。
連日40度近くまで上がっていた気温が嘘のように冷え込み、街を歩く誰もが厚手のコートを身に纏う。
深雪:「ねえなっちゃん。もしこのまま全部真っ白になって、世界が終わったら悲しい?」
夏輝:「終わるわけないだろ。いいから宿題やれって」
深雪:「ふふ。はぁい」
(0:47)
夏輝:変わらない日々がずっと続くと思っていた。
深雪:「ばいばい、なっちゃん」
夏輝:「は? 何、言って」
深雪:「貴方は私にとって光みたいだったよ」
夏輝:「深雪? おい、深雪! どこだよ深雪!!」
(0:30)
深雪:よくある小説みたいな話。誰か一人が犠牲になれば世界は救われる。偶然にもそれが私で、生きてほしい人が居るからそうする。私にとって、それだけの事でした。
(0:13)
夏輝:「『夏の雪に解ける』2018年8月20日、公開」
(0:07)
深雪:「私、さいごは貴方の光でとけてしまいたい」
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深雪(ミユキ):17歳
夏輝とは家が隣同士の幼馴染。
色の白い大人しい少女。いつでも柔らかな笑みを絶やさない。
昔から体が弱く、夏輝に支えられてきた。そのために何か返したいと思っており、世界が滅ぶという時、自分の命ひとつでそれが回避できると知り彼の為に命を捧げる覚悟を決める。
夏輝(ナツキ):17歳
深雪とは家が隣同士の幼馴染。
暗いわけではないが、表情があまり変わらない。本の虫をやっている方が好きな青年。本人にあまり自覚はないが、何よりも深雪を大切にしている。彼女が自分の命を捧げて世界を存続させようとしていると知った時にようやく自覚する。
彼女を失うくらいなら世界なんて滅んでしまえばいい。夏輝の光は深雪。
Comment
3commnets
- ねおん。
- ❄雪華❁*.゚(現在低浮上です)
- ねおん。コラボありがとうございます!! とても緊迫感が伝わってきました😳 また機会があればよろしくお願いします!