【台本】レゾンデートル
「」×『えびみかん』
【台本】レゾンデートル
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早口になる病気をどうにかしたい。
コラボしましょ!
「死んでいるのはどちらだろう、
君の答えを教えてくれないか」
○○○追記○○○
この文章を書くことすら烏滸がましいのですが、使っていただく際には拍手、コメントいただけると幸いです。また次の台本を作る為の心の糧になります。
「ぼく」『僕』
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(波seに重ねて)
「何時からか僕らはそれを曖昧にしてきた。
見掛け倒しの声の力、権力、強さ、自らの考えを押し付ける常識に、僕は目を潰されて存在してきたのだ」
16(教会の鐘seに重ねて)
『意志だの意味だの力だの、どんなに考えていても結局のところ、思考停止をした人間からこの世界の創造主は救いの手を差し伸べるのだろう。君を救おう、よく頑張ったね、もう大丈夫だ。甘美な言葉は心に甘く染み込むに違いない』
01(うみねこseに重ねて)
「常識を盾に世界というのは僕を大海へと沈める。」
55(海に突き落とされるse)
(呼吸seに重ねて)
「足掻(あが)き踠(もが)き苦しんで、僕らはそこで呼吸を続けるのだろう。流入する水は肺を犯し、僕の心を侵食する。果たしてそれを飲み込んだ僕は、以前と変わらぬ僕だと」
41(無音)
「誰がいえるだろうか」
39(電車通過seに重ねて)
『優しい言葉のその先に何があるのか知る者はいない。それを良しとしない人間達は揃いも揃って呼吸の仕方を忘れる。いいかい、鍵を鍵として受け止め、それを理解した時、主(しゅ)は君を見捨てるのだ』
23(呼吸seに重ねて)
「届いていた光がついぞ細くなってきた。一体どれだけの人がもうこれで楽になるのだと息を止めたろう。僕もただその1人になるだけか」
『なあ、馬鹿らしいとおもわないか。』
『「結局君(僕)も、」』
4(無音)
『「世界になってしまうのか」』
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「ぼく」
自己でありオリジナルである。須く隣人を愛し隣人を好きでいたかったが故に、残念ながらいつの間にか自らについて顧みることの出来なくなってしまった空っぽ人間。
『僕』
僕。感情の従僕。たった一人ぼくがぼくを愛してくれていると理解のできる存在であると言うのにその存在を抹消されている。今はぼくのことをーーーーーーと思っている。
【お借りした音源】
DOVA-SYMDOROME様
効果音ラボ様
編集 そら
#声劇 #台本 #声劇台本 #掛け合い #コラボ用
Comment
1commnets
- そら演じていただきありがとうございます。 文章量がおおく、感情を乗せにくい台本だと思っていたのでこうして感情を乗せてもらえて嬉しいです。 ありがとうございました…!