【予告風声劇】二面性パラドックス【台本】

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それはまるで、映し鏡のようだった。 ☆♢のみですがタイミング参考等はこちら。 https://nana-music.com/sounds/041a3dca/ ————【台本】———— ★人は心に１匹の鬼を飼っている。 ☆修羅の道。そんな未来しか、選べないと言うのだ。 ★鬼にのまれた人間は、なんと醜いものか。 ★「カノン。そっちはどうだ｣ ☆「問題ありません。アマテラスも比較的落ち着いています」 ★「そりゃよかった」 ☆「…ミカドは、あまり穏やかに見えませんが、」 ★「久々に暴れ回って昂ぶってるみてぇだ。明日は我が身…ってか」 ☆「私達も、何れは辿る末路なんでしょうか」 ★「死ぬときはせめて自分のままで死にてぇもんだな」 ☆「……ファイ、その時は私が…」 ★「いや、俺は俺が殺すよ」 ☆「ファイ！！」 ★「……っ！」 ♦︎『貴様らのような脆弱な人間に俺たちの器が務まるわけがないだろう』 ★「…試してみるか？」 ♢『あーあ、のまれちゃうんじゃない？あの人間』 ☆「…大丈夫。 ファイは…強いの」 ☆鬼は人の心が生んだ虚像である。 ★自らの鬼にのまれるのであればそれはもう、人の姿を為していないのだ。 ——————————— 『人間の二面性』をテーマに書いたら厨二病炸裂しましたありがとうございました(˘ω˘) ——————————— ★ファイ 己の中に宿る鬼の力を使い、鬼人（鬼にのまれた人間）を始末する組織に入っている。組織内ではカノンの先輩にあたり、普段は楽観的な思考の持ち主。 ♦︎帝（ミカド） ファイの中に潜む鬼。粗暴で荒々しく、ファイの言うことはまず聞かないが何かを壊すことに快感を覚えており、『鬼人を始末する』という点において利害が一致しているためファイと行動を共にしている。 ☆カノン 組織の新入りで、ファイの後輩。敬語は使っているものの、ファイは兄の友人で小さい時から交流があったため名前は呼び捨てのままというなんともちぐはぐな関係となっている。優しい性格だが空気が読めない。 ♢天照（アマテラス） カノンの中に潜む鬼で比較的おとなしい。未だカノンへの反発心はないが他人に興味がなく、思い遣りに欠けている。 —————————— 素敵な歌は魔王魂様より Bipolar Disorder をお借りしました。ありがとうございました。 #声劇 #掛け合い声劇 #声劇台本 #壱花の台本