ハローグッバイ

藍坊主

「ドーナツの穴ぼこは、存在か空白か?」と、 だれかが言ってた。美しい言葉。 ぼくの抱える穴が、意味のある存在だったら、 どんなにいいだろう。救われるよ。 幸せの絵の具絞ったら チョコレート色が少しでた、 くだらねえと口に出したら、 消えてしまいそうな光だった。 あなたが生きているこの世界に僕は なんどでも感謝するんだ。 溜め込んだ涙が腐ってしまう前に、 ハローハローグッバイ 藍坊主のライブにいってきました。 フォレストーンっていう、10年前に出したアルバムを中心にセトリが組まれたライブでした。 当時ラジオでこのハローグッバイ聴いて好きになったなぁ。すんごいインパクトあって耳に残る圧巻のサビ！メロディーがキャッチーなものが多くて聴きやすい。それだけじゃないのが藍坊主の魅力なんですけども...！ 歌詞も哲学的で面白いです。リハのあとにメンバー同士で仕入れたばかりの哲学の知識をひけらかしあうっていうエピソードすきｗｗｗｗｗｗ外でそんな話すると引かれるからメンバーとしかしないってｗｗｗｗｗ当時は若かったと。今ではこんな歌詞は書けないとも言っていました(この曲ではないのですが)。 フォレストーンに至っては、フォレスト、森ということで、絵本の中に入ったみたいな、童話の世界のような曲が散りばめられています。虫の鳴き声がいっぱいに響くライブ会場なんて他にはないのでは。成山剛さんのときも思ったけど男性の方がこういう可愛らしい幻想的な詞を書くイメージ。映像が頭の中に浮かび上がる。女性は現実的な歌詞を書くような気がします(ななみ調べ)。 「不滅の太陽」なんかは異質すぎて他のツアーのセトリには入れられないそうです。だから、今日聴けたのもリバイバルツアーならではなんだそう。個人的には「深く潜れ」の歌詞が好き。心の中を木に例えていて、”この葉を落とすことは怖かったよ 細い枝 剥き出しになってしまう”など、木の視点で描かれているから面白い。そう。イントロがいいんですよね！どの曲も。黙ってじっと聴いていたくなる。意外とピアノがいっぱい聴こえることに今更気づく。 ↓セトリ Esto 深く潜れ ダンス コイントス 螺旋 僕は狂ってなどいない 空を作りたくなかった 靄がかかる街 羽化の月 不滅の太陽 ピースサイン アジサイ 群青 言葉の森 ホタル 嘘みたいな奇跡を ハローグッバイ 鞄の中、心の中 スプーン アルバム漏れなくフルで聴けて幸せだったあぁ 普通だったら昔と今は表現したいもの違うから！今の私たちを見て！！ってなるから、昔のやつが好きだったひとはお、おう･･･ってなるんだよね。でもそれやんないで、今の僕たちの曲、やってもいいですか？な姿勢だから、大好きなフォレストーンを存分に楽しんで聴くことができた。 ボーカルhozzyさんの笑顔がたまんなかった 目をつぶって噛み締めているような表情や、おどけてみたりするのが可愛かった ギターのユウイチさんは髪の毛がもっさりしてて、自分でも髪が膨張しすぎてびっくりしたって言ってたｗｗｗｗｗ お立ち台での煽りやヘドバンがすごかった ドラムの拓郎さんはグッズのリストバンドに(物が入れられる)即席の味噌汁の素入れてて笑ったｗｗｗｗｗｗ喋るの苦手って言ってたけどMC一番笑ったｗｗｗｗｗｗ好き！ ベースの藤森さん、言葉で表現できないことがあるから音楽があるって言ってて、ジーンときたなぁ。言葉は難しいです。自分の日本語が伝わらなさすぎて、日本語を習得してお勤めされていている外国人に劣等感を抱くほどｗｗｗｗｗｗ この前のライブが爆音で聴くというより耐えるに近かったので、今回は箱が小さいこともあり不安だったけど大丈夫だった\(*´▽`*)/ MCもボリュームあって休み休みやってくれたので。 確かに音は大きめだけど、不快になる感じではなかった！楽しくて、そんなこと考える余裕なくなってましたね！スタンディングは好きな場所で見れるのがいいですね。無理だと思ったら後ろに下がろうと考えていたけどその必要はなかった。 胸の奥がぐわーって熱くなって、いつもはかかない汗を大量にかきました\(*´▽`*)/ 拳を振り上げるライブは久々で心から楽しめた。行ってよかった。