【声劇台本】アダムの鎮魂歌~龍一②~【掛け合い】
ハルカ【チヨダ】龍一【】
【声劇台本】アダムの鎮魂歌~龍一②~【掛け合い】
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お気軽にコラボしてくれたらうれしいです!
【声劇台本】アダムの鎮魂歌~龍一②~【掛け合い】
アダムの鎮魂歌のシリーズです。
主人公のハルカ(語り部の青年)と龍一の出会いの掛け合いシーン②です。
例の如く時間の都合上、色々と削りました(涙)
※空間や雰囲気を掴んで頂く為に軽く脚本形式にしました。
ト書きはあくまでイメージなので、間は演者様にお任せします。
※収録時に見難いと思うので、一番下に台詞オンリーも載せておきます。
【アダムの鎮魂歌シリーズ】
●プロローグ~
https://nana-music.com/sounds/040b939a/
●雪兎との出会い①
https://nana-music.com/sounds/040f77a6/
●雪兎との出会い②
https://nana-music.com/sounds/0411a16e/
●龍一とハルカの出会い①
https://nana-music.com/sounds/04126b76/
🌸花あそび(創作台本置き場)
https://nana-music.com/communities/605207/
【キャスト】
ハルカ:チヨダ
龍一 :
ーーーーーーーーーー
〇久遠家・ハルカの部屋(中)
ハルカ。龍一の言葉を聞いて、考える様に目線を下げる。
少しの間を置いた後。目線を下ろしたまま…
ハルカ「……久遠雪兎は僕になんて会いたくないと思う」
龍一「雪兎がそう言ったのか?」
ハルカ「会った事がないんだ。そんなの分かるはずないだろ?」
龍一「その通りだ」
龍一がベッドから勢い良く起き上がる。
龍一、ハルカを少しだけ厳しい目線で見降ろして。
龍一「お前は、まだ雪兎に会っちゃいない。だから、雪兎がお前の事をどう思ってるか。それをお前が妄想で勝手に決めつけんのは間違いだ」
ハルカ「そう、だよね。ごめん…」
ハルカ、素直の謝罪する。
龍一、優しい目でハルカを見て。
龍一「お前は?雪兎にゃ会いたくもねぇのか?」
ハルカ「僕は彼をbrotherのような存在だと思ってる。だから…会いたい。話してみたい。…ずっと、そう思ってる」
ハルカの言葉を聞いて
龍一が驚いた様に、大きく目を見開く。
まるで穴が開くようにじっと、龍一はハルカを見続ける。
ハルカ「な、なに?僕はまたおかしな事を言ってしまった?」
龍一「そっ、そんなことねぇ!それ聞いたら雪兎すんげぇ喜ぶぜ!」
ハルカ「そう…かな……」
龍一、まるで照れを隠す様に早口に言葉を紡ぐ。
ハルカ、少し不安そうに言葉を返す。
少しの間を置いて、龍一が優しく話し始める。
龍一「あいつ……さ。雪兎は生まれつき体が弱いんだ。箱庭の外に出たことも叶わない…お前に会いたくても、雪兎の方から会いに来ることができないんだよ。だから、お前から会いに行ってやってくれ」
龍一、部屋の一点に目線を向ける。
しかし、何処か遠くを見ているような複雑な表情を浮かべる。
ハルカ「久遠雪兎は、病気、なの…?」
龍一「詳しいことは本人から聞きゃあいい。屋敷の南に庭園があるだろ?そこ、道なりに奥深くに歩いて行ったら白い洋館が建ってんだ。そこに雪兎が居る」
ハルカ「突然会いに行って、迷惑じゃないかな…?」
龍一「あいつさ、俺しかダチがいねぇんだ。だから、話し相手ができたら嬉しいよ、俺も」
ハルカ「…わかった。行ってみるよ」
ハルカが龍一に微笑んだ。
龍一も、こぼれ落ちそうな満面の笑みを、ハルカに返す。
【台詞音オンリー】
ハルカ「……久遠雪兎は僕になんて会いたくないと思う」
龍一「雪兎がそう言ったのか?」
ハルカ「会った事がないんだ。そんなの分かるはずないだろ?」
龍一「その通りだ」
龍一「お前はまだ雪兎に会っちゃいない。だから、雪兎がお前の事をどう思ってるか。それをお前が妄想で勝手に決めつけんのは間違いだ」
ハルカ「そう、だよね。ごめん…」
龍一「お前は?雪兎にゃ会いたくもねぇか?」
ハルカ「僕は彼をbrotherのような存在だと思ってる。だから…会いたい。話してみたい。…ずっと、そう思ってる」
ハルカ「な、なに?僕はまたおかしな事を言ってしまった?」
龍一「そっ、そんなことねぇ!それ聞いたら雪兎すんげぇ喜ぶぜ!」
ハルカ「そう…かな……」
龍一「あいつ……さ。雪兎は生まれつき体が弱いんだ。外に出たことも叶わない。お前に会いたくても、雪兎の方から会いに来ることができないんだよ。だから、お前から会いに行ってやってくれ」
ハルカ「久遠雪兎は、病気、なの…?」
龍一「詳しいことは本人から聞きゃあいい。屋敷の南に庭園があるだろ?そこ、道なりに奥深く歩いて行ったら白い洋館が建ってんだ。そこに雪兎が居る」
ハルカ「突然会いに行って、迷惑じゃないかな…?」
龍一「あいつさ、俺しかダチがいねぇんだ。だから、話し相手ができたら嬉しいよ、俺も」
ハルカ「…わかった。行ってみるよ」
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- ソイ
- パサ声のチダヨ
- ソイあ、ソメイ様がコメントしてくださっている…笑 後れ馳せながら、お借りしました♪