【声劇台本】星霜線、彼岸行。
伴奏【四ノ宮りゐ】 台本【ふたば】 ○【柚林檎】 ●【】
【声劇台本】星霜線、彼岸行。
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-川の向こう-
こんばんは。柚林檎です。少女役をやらせて頂きました。青年役お待ちしております。実はやけに響くという文字がやけくそに見えた柚林檎さんです。
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○「お隣、いいですか」
●やけに響くその声に、
思わず振り返りそうになる。
「どうぞ、お好きに」
○「はい、好きにします」
●なにやらおかしそうに笑いながら、
少女は僕の隣に腰掛ける
○「お兄さんは、どちらまで？」
●「あと、二つほど川を越えた向こう側へ」
●少女の質問に素っ気なく答える。
顔は見ない、振り向かない。
それがここの唯一のルールだ。
○「へえ、それは長旅ですねえ」
○「お兄さん、ここは初めて？」
●「ええ、もちろん」
わけのわからない少女の質問に答える。
○「いやあ、長いですよね、約50日も」
●そういうと少女はからからと笑った。
本当に、この場の雰囲気にそぐわない少女である。
○「ねえ、君」
●少女は僕の目の前に立つと、
今度はふわりと笑ってこういうのだ
○「行ってらっしゃい、待ってるからね」
●そう告げた彼女は、
13番目の駅で降りて行ったのだ。
#四ノ宮りゐオリジナル #LastCry #ラスクラ企画 #お盆 #相席
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Jコラボ失礼しました((｡´･ω･)｡´_ _))ﾍﾟｺﾘ
