島唄

夏川りみ

今日8月15日は終戦記念日です。 去年は涙そうそうで母方の祖父のお話をさせて頂きました。予想以上に多くの反応を頂けたことを嬉しく思います。一年越しになりましたが、ありがとうございました。 今年は去年よりも歌は上手く慣れたかな…？笑 今年も大真面目にお話したいと思います💦 本当は8/9に話すべきでしたが、個人的な都合で今日にすることにしました。 8/9でピンと来た方はいらっしゃるかも知れません。そう、原爆が長崎に落とされた日になります。 なぜ原爆か、それは私にとって長崎の原爆投下は私自身の存在を左右する出来事だったからです。 去年お話しましたが、私の祖父母は北九州出身。八幡製鐵所の近くに住んでいました。 本来アメリカ軍の計画として、日本の製鉄、武器の元となる鉄を作っていた小倉に原爆を落とす予定でした。 1945年8月9日、当時の小倉の天気は曇り。 ターゲットを狙うのは難しいコンディション。当初の計画を変更して、行き先は長崎になりました。 この出来事がなかったら。 もし小倉が曇りじゃなかったら。 予定通り八幡製鐵所に落ちていたら。 私は居なかったかも…存在も細胞も何もかも無かったかも知れません。 全く違う存在として、全く違う人生を歩んでいたかも知れません。 私の母が生まれなかったことになりますからね。 そんな奇跡もありました。 一方で、父の叔母は長崎で被爆し亡くなられたと聞きました。 平成最後の夏。 私の家族を含め戦争体験者は急激に減ってきています。 何度も思い起こされるのです。｢私は戦争体験者では無い｣って。 記憶はだんだん薄らぎ、何時しか伝承、伝説、そして歌と様々な形で残されていきます。 しかし一体何人の人がこの日に戦争のことを考えるのでしょうか。もちろん｢考えろ。｣なんて絶対に言いませんし、人の勝手なので考えなくたって生きていけますし、どうでもいいことかも知れません。 時間というものは残酷で、先代達が命懸けで伝えてきたものでさえも、その重要性、危険性を分かりにくくさせてしまいます。 今一度、なぜ私たちは安心して生きていられるのか。幸せを求めることが出来るのか。私とは何か。色々なことが考えられるかも知れません。 今ある一瞬は次の一瞬で無くなってしまうかもしれない。 明日は生きていないかもしれない…なんて毎回考えていたら疲れちゃいますけど笑 祖父が教えてくれた大切な言葉の一つ。 ｢明日死んでもいいって思えるように今日を生きてるんだ。｣ 私も死ぬ時は後悔が無いように今を一生懸命生きていこうと決めています。 長文失礼しました。 どうぞ素敵なお盆休みをお過ごしください。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ でいごが咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た くり返す悲しみは 島渡る波のよう ウージの森であなたと出会い ウージの下で千代にさよなら 島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の涙 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ ▷▶涙そうそう https://nana-music.com/sounds/02e09a2b/ ▷▶たばこ https://nana-music.com/sounds/04114a96/ ▷▶ヒッチコック https://nana-music.com/sounds/0411308d/ #コメント返します #さらの本気