【ボカロ台本】いかないで

想太 feat.歌愛ユキ

台本お借りしました！！ この歌、こんな解釈もできるんだ！ と、新鮮な気持ちでした。 成長して、いつか別れの時がきて、これも１つの人生なんだなぁとシミジミします…。 以下台本-------------------------------------- 「ねえちゃん」 「なあに」 1つ歳上なだけの姉のランドセルの赤は、いつだってオレの道標だった。 人見知りだったオレを、独りにしないよう手を引いてくれたその人は、いつだってオレの救世主だった。 「姉貴」 「なあに」 1つ歳上なだけの姉の制服姿は、やっぱりまだオレの道標で、 なにかと反抗気味だったオレが、曲がらないように見ていてくれたその人は、またオレを救ってくれた。 「姉さん」 1つ歳上なだけの姉の花嫁衣装は、オレを突き放すみたいに、写真の中でも白く輝いていた。 「明日、式で着るんだ」 「うん、綺麗だね」 「ふふ、でしょ？」 本当の幸せを噛みしめるように、今までに見せたことのないような表情（かお）で、姉は笑った。 実家から新居へ帰る姉を送る道、 嗚呼、もう、本当に最後なんだ。 この人は、もう、他の人のところへいく。 もう、これまでとは違うんだ、俺の道標は、救世主は、もう、いない。 目頭が熱くなって、思わず泣いてしまいそうになる 目に涙が溜まって、街灯の光が滲んで見える 姉さん、姉さん、、、ねえさん、、、、 「ねえちゃん」 「なあに」 「、、、ねえちゃん」 「なあにったら」 「あのさ、ねえちゃん」 「うん」 「いかないで」 なんて、言えるわけなかった #いかないで #声劇台本 #声劇 #台本 #台本提供 #独り声劇 #二人でもどうぞ #ボカロ台本