碧と蒼、蒼と碧
読み手「はると(瀬織 晴人)」
碧と蒼、蒼と碧
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素敵な台本を読ませていただきました(✿˘艸˘✿)
両作品が対になっているそうなので、違和感が出来るだけ感じないように自分なりに合わせています。
以下、引用元の文になります。
◇◆◇◆◇
僕とあなたは、確かに酷く似ていた
……………………………………………
沈んで
沈んで
沈んで
浮かんで
浮かんで
浮かんで
水底に引き込まれるように
(途中で切れた海藻みたいに)
どんどん海面が遠さがっていって
(私はふわふわ浮かんでいきました)
口から吐き出す 微かな嗚咽も
(海底からは遠ざかり)
君に届くことなく消えた
(叫んだ愛の言葉も届かなくなって)
自分で背負い込んでいたもの
(自分で背負いたかったもの)
相手に背負わせていたもの
(相手に背負って欲しかったもの)
ねぇ(ねぇ)
どっちが重かった?
(どっちが多かった?)
どっちが軽かった?
(どっちが少なかった?)
幸せになろうと誓ったね
(幸せになろうと誓ったよ)
誓ったのになんで なんで
(誓ったのに けれど…けれど)
こんなに切なく 甘く 沈んでいってしまうんだ…
(私たちは 甘く 切なく ここで沈み浮かんでしまう)
愛し方は自由だと
幸せの形はそれぞれだと、僕たち(私たち)は言いました
確かに、それはそうで
(そう、本当に)
今もそう、思っています
(それは本当だったのです)
けれど
真珠のネックレスを壊して
(あなたが真珠のネックレスを)
その白い粒が海底に散ったとき
(私の首輪を壊して…海底に散ったとき)
深く安堵したことも
また、確かなのです
(全て、愛なのです)
……………………………………………
私は、碧
ぼくは、蒼
#声劇 #朗読 #ぶんたんの台本
◇◆◇◆◇
#瀬織晴人 #拍手返します #返信遅いです
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