八月(オリジナル)
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八月(オリジナル)
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八月
僕は一人だった
君と出会うまで
君も僕も全てを失ったから
きっと出会えたんだね
窓辺で蝉が鳴いている
きっとここに居るよって
言ってるんだろうね
君といた時間が 僕の宝物だった
もう君の笑い声も 歌声も聞こえない
四度目の君と出会った 季節が来たよ
もう君を失ってずいぶん経つけど
僕はあの日から一歩も歩けないんだ
蝉の鳴き声が一瞬大きくなって止んだ
でも、このままじゃダメだよね
今日からは一人で歩いて行くよ
これからのために
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