落星の日
ことぶき
落星の日
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いつのひかきみとおわかれをしたんだ
あかりのきえかかったトンネルのようだ
さいごのことばはみつからないまま
ぬけたさきでは まっくらでさ
それでもきみはひとり 、
さきにいってしまうんだね
いまだってそうだよ。
ずじょうのまめでんきゅうが
さびしくわたしをてらしている
『さいごのヒカリだ』
わたしがまぶたをとじたなら
うみもそらもきみもそこにはないよ
くらいよるにおちたひとりぼっちだ
わたしのものがたりはおわってしまうよ。
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