【映画予告風声劇】した夏の日
ことね【】×りょうた【】
【映画予告風声劇】した夏の日
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久しぶりの台本…使ってくださいな(* . .)
─あらすじ───
琴音(ことね)は病気なため、幼い頃から病院で過ごす日々が続いていた。
そこに、運動中の怪我で入院を始めた彼、寮汰(りょうた)
お互いにお互いを励まし合い、支えあってきた二人は大人になってなおも、結婚して子供を作り、仲睦まじい関係を築きあげていた。
幸せな毎日を過ごし、病気から疎遠になり始めた時、二人の人生が大きく傾く────
亡くなった琴音の残した思い出とノート。その全てが綴る琴音の人生と、その家族、友達の希望と成長、葛藤の悲しみの話────
─台本────
琴音:いつだって私達一緒で、
寮汰:辛かった時も、傍ら(かたわら)で支えあってきた
琴音:大丈夫、すぐできるよーになるよ!
寮汰:本当に?
琴音:ほんとのほんと!
寮汰:子供だった俺達
琴音:私も退院したら、遊ぼうね
寮汰:約束だぞ!
琴音:うん!
寮汰:その関係は大人になってもずっとずっと続いた
琴音:私ね、ホッとしちゃったんだ。まだ私の番じゃないって、私はまだ生きてていいんだって、焼香しながらもずっと、その気持ちが拭えなかったの!
寮汰:琴音…
琴音:私、最低なんだよ…
寮汰:最低かもしれない…けど、琴音は彼女の分も生きなきゃいけない
琴音:私が?
寮汰:約束しただろ、自分たちのために生きるって
琴音:嘘、じゃないよね?
寮汰:あぁ、結婚しよう、俺たち
琴音:はい…
寮汰:ただ、幸せな時間はそう長くは続かなかった
琴音:娘が…病気?
寮汰:した夏の日、近日公開
琴音:寮汰、泣かないで
寮汰:俺は彼女を…琴音を…殺してしまった
─登場人物────
琴音:この話の主人公で、亡くなった一人の女性
正直で明るく、誰にも悲しませない優しい笑顔は他の人にも伝染し、彼女の周りは明るく、楽しく、笑顔の多い環境に染まっていく
寮汰:琴音の子供の頃からのパートナーであり、人生をともにする男性
バスケ少年で、怪我した時は精神的に参っていたものの、成長する事に、彼女を精神的にも支える良い男性になっていく
亡くなった女性(華):琴音と寮汰の幼なじみで、病院内でも仲がよく、退院した時に遊ぶと約束した女性
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