【二人声劇】ゴスペルガー
マリア(まなつ)×ウィル()
【二人声劇】ゴスペルガー
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ーわたしがあなたの"神"だから…ー
ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁむずかしかっだーー!
はい、難しかったです。
でも、エマ様の新作が出た時
『やらねば…(*`・ω・´)』と謎の使命感に
駆られたのを覚えています。
至らない演技ですがどうか
素敵なウィルが来てくれますように…
以下、引用。
↓↓↓
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マリア … 教会の娘。
ウィル … 葬儀屋の跡取り。(男女不問)
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(教会の為、マリアはEchoエフェクト推奨)
マリア:
〝恐れるな。わたしはあなたとともにいる。
たじろぐな。わたしがあなたの神だから〟
ウィル:彼女の祈りを、僕は聞き続ける。
マリア:〝主(しゅ)は、私たちのすべての咎(とが)を彼に負わせた〟
ウィル:聖なる借り物の言葉を。呪いにも近いような、懺悔の祈りを。
(鐘の音)
ウィル:彼女が僕の罪を、受け入れ、抱え続ける限り。
(台詞の途中でノイズが被ります。)
(雨の音)(場面転換)
ウィル「出会いの話をしよう。彼女は神父の子供で、僕は葬儀屋の子供だった。」
(ピアノ入り)
マリア「ねえ、」
ウィル「……」
マリア「命は、一度きりなのよ」
ウィル「知ってるよ。」
マリア「だったらどうして、墓を掘り返すの?」
ウィル「僕の命だから。」
マリア「あなたの?」
ウィル「僕が殺した。だから、僕の命だ」
マリア「……そう。」
マリア「じゃあ貴方は、ひとつの罪でひとつの命を救ったのね。」
(着火の音)
ウィル:教会の彼女は聖女だった。
罪すらも愛す、純粋な聖女。
(激しく燃え上がる。)(歌入り)
マリア:〝わたしはわたしの足を置く場所に栄光を与える。〟
貴方の罪は私が負いましょう。貴方は神に祈りを捧げるの。
(貴方の罪は〜から重ねて)
ウィル:聖書と命を背にする彼女に、僕は魅せられた。
マリア「おいで、ウィル」
(炎の音が止む)
ウィル:僕の手を取ったのは、聖なる魔女だった。
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マリア … 聖女。罪も悔い改めれば神の救いはあるという思想を持っている。旧約聖書『イザヤ書』では救世主が、〝私達〟の罪を贖うために受ける苦しみが描かれていた。
罪人を見つけては教会へと招待しその罪を自分が負うことで、救世主になろうとしている。
ウィル … 葬儀屋の子で、常日頃から命に触れてきた。でも、全ては終わった後。命の大切さを理解出来なかった。
飼い猫の命を奪うことで〝死〟に触れていた。
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