背中にあった翼は 君と共に無くした
飛べた頃の記憶は 擦り傷の様には
消えてくれない
月が丘を行く 夜光虫を引き連れて
手付かずの一日が 何も言わずに終わっていく
僕が居なくても 地球は回り続ける
君が居ないなら 僕の朝は
もうやってこない
草むらで 転げまわって 森の奥で眠った
何度か争いも したけどそれは全て
永遠のため 未来の向こうへ 行くため
背中にあった翼は 君と共に無くした
飛べた頃の記憶は 擦り傷のようには 消えてくれない
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