【声劇】タイトル未定(プロローグ)11
kapuri
【声劇】タイトル未定(プロローグ)11
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10の続きです。
本編
代わり映えのしない生活を三日続け、外の景色が柑子色に染まり始めた頃、ダークスピリット3をプレイしていた俺の元へ、というか俺の耳へ、空襲警報が響いた。そう、今は戦時下、日本は今、第三次世界大戦の渦中にある。いつどこで戦争の火種が撒かれても不思議ではないのだ。そんな異常事態であるので、とにかく一刻も早く防空壕に逃げ込まなければならない。ゲームはそのままに猫に追いかけられる鼠の如きスピードで俊敏に動き、防空壕に入りこんだ。耐火布をかぶり、有事の際に備える。しかし自分が今最も恐ろしいのは爆弾が落ちてくることではない。音だ。音が怖いのだ。警報のけたたましい音が。だがそんな感情は露知らず、警報は鳴り続けている。警報のせいでスイッチが切れ、首を縄で締め上げるような不安がどっと押し寄せてきているのに。息が苦しい。どうしても呼吸が細くなる。それどころか詰まりそうになる。この状況が続くのはきつい。しかし少しの間耐えれば警報は止むだろう。それまでなんとか凌ぐしかない。
本編ここまで
プロローグ長ーい……。まだ半分以上あるんですが……orz
いい加減、SSの方をやりたくなってきたので、あと1話か2話進みましたらSSの方を上げていきます。
そこで皆様にお願いがあります。
SSはもちろんなのですが、プロローグもヒロインのセリフがあります。
ですので、よければ女性の方(女声でも構いません)、コラボしてやってください。
土下座は見えないと思いますが土下座してお願いしますm(_ _;)m
何とぞ、何とぞよろしくお願いいたします!_(._.)_
#声劇
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