夜明けと蛍
n-buna
夜明けと蛍
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“夏が来ないままの空を描いたなら君は僕を笑うだろうか”
何故かこの歌を歌いたい気分でした。
夏の、透き通るような眩しさと明るさが、私の穢さすらも鮮明に照らし出してしまうから、
そんなどうしようもなく美しい夏が大嫌いです。
淡い月に見とれてしまうから
暗い足元も見えずに
転んだことに気がつけないまま
遠い夜の星が滲む
したいことが見つけられないから
急いだ振り 俯くまま
転んだ後に笑われてるのも
気づかない振りをするのだ
形のない歌で朝を描いたまま
浅い浅い夏の向こうに
冷たくない君の手のひらが見えた
淡い空 明けの蛍
#Atsu_arrange #夜明けと蛍 #nabuna
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