【一人声劇】ねむってしまうびょうき
ねむ子
【一人声劇】ねむってしまうびょうき
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2018/07/29 私もその病気なんじゃないかってくらい眠い
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🛌台詞💭
保健室の眠り姫、と呼ばれている。
隣にいる少女はまだ目を覚まさない。
お昼休みのチャイムが響いて、
ざわめきが教室から飛び出してきた。
窓の外はおだやかな天気だった。
青い空が広がっていて､
雲だけがゆっくり､ゆっくりと動いていた。
小さな物音が､カーテンをすり抜ける。
啜っていた紅茶を置いて､ベッドを覗いた。
寝息も聞こえないくらいに。
生きているかどうかも分からないくらいに。
彼女は今日も寝ていた。
彼女の病は､簡単に言えば､
眠くて眠くて仕方なくて､
ほかの人よりも何倍もの睡眠を必要とするもの。
そして＿＿＿＿
いずれ眠って､
目覚めない日が来てしまうという､もの。
彼女は眠った先に何があるのかを､まだ知らない。
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#拍手返します
☟ねむ子の声劇まとめ
https://nana-music.com/playlists/2079507/
Comment
2commnets
織 / 声劇台本垢使用して頂き､有難う御座います❁*.ﾟ 優しく儚い声でとっても素敵でした( ; ᴗ ; )
ねむ子拍手ありがとうございます(*´꒳`*)
