【声劇】世界は君と、動き出す。【台本】

声劇して下さった方のお名前をどうぞ。すばる

☆ そうして、 僕らはいつまでも止まった世界の動かし方を知らずに。 …いや、本当は知っていたのかもしれないね。君だけが。 (1:15~) ★ 「…吾妻(ｱﾂﾞﾏ)くん。 ありがとう。最後まで私を、信用してくれなくてありがとう」 ☆ 震えた音を拾えるほど、僕は器用なんかじゃなかった。 そもそも一度落ちてしまった音(ﾓﾉ)を拾えるのは、それこそ神様なんて馬鹿げたお伽噺の住人だけだ。 「天宮さん。君は、一体…」 (0:51~) ★ 「世界の何処かに、とあるスイッチがあるの」 ☆ 「…スイッチ…？ …っ!!天宮さん、もしかして君の目的はっ!!」 (0:39~) ★ 「世界の終焉であるスイッチ…城田 昼(ｼﾛﾀ ｱｷﾗ)の処分。それが、私の存在理由」 ☆ 「誰かの世界の為に、誰かを殺すなんて馬鹿げてるっ!! そんな事になんの意味があるんだっ!!」 ★ 「意味なんてないよ、いつだって。 私の世界は、止まったままで動かし方も忘れてしまったのだから…」 (0:14~) ☆ 「僕らは、世界の動かし方なんて知らない。 だからこそ、世界はこんなにも美しいものなんじゃないか」 (0:02~同時に) ★☆ 『世界は君と、動き出す。』