【和風声劇台本】~ 今宵の祭は狐面が案内人 ~
狐面:三日 台本:柳妓
【和風声劇台本】~ 今宵の祭は狐面が案内人 ~
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楽しい...('ω')w
柳妓さんの台本お借りしました。ありがとうございます
いやぁ...早口で喋りながら声変えるって難しいっすね...( ˙꒳˙ )楽しかったけど!!
take6まで録ってそれを採用しました。「極上」を「特上」と何度か言い間違えました...(遠い目←
─去年行ったお祭りで狐面売ってたけど、高くて手が出なかった。
・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚
【御話】
灯篭が灯る宵に、一人の子供は祭に出会う。
そこで出会った何者かの狐面に祭を案内して貰える事に。
しかしその祭は世にも奇妙な祭であった……
【人物】
・子供
好奇心旺盛な子。
行ってはいけないと云われている、森の中の
稲荷神社の祭へ行ってしまう。
・狐面
狐の御面を被った謎の人物。
性別・年齢共に不詳。
そもそも人間なのかすら"妖しい"
祭へ呼び寄せられた子供に声を掛け、祭の案内人を
買って出る。
・祭の参加客
全員顔に何らかの面を被っている。
その正体は、はてさて…?
・屋台の売り子
顔が影のようにぼやけている。
売っているものは、よく見る祭の屋台にある
ものばかりだが、本当にそうかは分からな
い。
(カウント後入り)
ザアザア降るは雨の音。
真っ赤な鳥居(とりい)を潜りゃ(くぐりゃ)、
鳴り響くは、笛太鼓(ふえだいこ)の音(ね)。
やんや、やんや。
灯篭(とうろう)翳して(かざして)歩いてみれば、
忽ち(たちまち)羽虫(はむし)が集まってくる。
雨だと云う(いう)のに何と元気な事か。
逸れ(それ)も此れ(これ)も仕方あるまい。
ヒトにケモノにムシ。
或い(あるい)はこの世に居るはずの無い者達。
全てが集まる、
そう、今宵(こよい)は祭だ!!!
(大胆不敵に〜)
さあさあ
寄ってらっしゃい、見てらっしゃい!
八目鰻(ヤツメウナギ)の蒲焼(かばやき)に雀(すずめ)の丸焼き。
この日の為(ため)に捕った(とった)極上モンだよ!
ちょいと、其処(そこ)のお嬢さん。
口直しに林檎飴(りんごあめ)は如何(いかが)かね?
あぁ、ちいと食べにくいかい?
それなりゃこの綿飴にすりゃァいい!
(環状線を~)
其処(そこ)行くイカしたお兄さん!
射的をやっていかないかィ?
ぱちんと1発打ってみりゃ、忽ち(たちまち)欲しいモンが手に入る。
そろそろ喉が渇いた(かわいた)ろう?
甘味処(かんみどころ)の甘酒は如何(いかが)かな?
もしくはキンと冷たいラムネもあるよ!
(千本桜~)
おやおや、祭の時間は終い(しまい)が近い。
最後に土産に、
人形焼き(にんぎょうやき)や瓦煎餅(かわらせんべい)は如何(いかが)?
帰りの道中に食べるのにピッタリさ。
ほれほれ、空を見上げてご覧(ごらん)。
ドーンと上がるは、
終い(しまい)の合図の大きな花火さ。
(三千世界~)
何何?
これは普通の祭じゃない?
何を言ってるんだい?
何処(どこ)からどう見ても只(ただ)の祭じゃないか!
え?それなら此の(この)狐(きつね)の面を取ってみろと?
何だィ?無粋(ぶすい)だねぇ、
イイじゃないか、今日は祭さ。
面くらい被る(かぶる)。
(伴奏~)
きちんと終い(しまい)が来る祭なんざ、
充分いい祭だ。
ほうら、もうお帰り。
来た道を辿れば(たどれば)きっちり帰れるさ。
但し(ただし)、一つ約束だよ。
今宵(こよい)の祭の事は誰にも話しちゃいけないよ。
その時は、この神社の稲荷(いなり)も守れやしない。
(伴奏後~)
何時か(いつか)また、おいで。
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#聴いてくださりありがとうございます
Comment
2commnets
- 三日@みずかい✄お知らせ更新(2024.1.13)✄
- 佐藤素敵なコラボありがとうございます!