アルコールを浴びて今日も逃避する現実
偽った笑みの裏に隠された真実
一瞬の魔法 解き放たれた副作用
切れた瞬間が本当の素顔
今に見とけって何度、口にしただろうか
この街で弾かれた社会不適合者
ぼんやりと何時の間にか過ぎていく時間
また今夜も無駄に寿命を減らした
取り返しつかない後にさえ戻れない
枕を濡らすものが涎でありたいだなんて
想うよりもそれを願う他ない
一枚の紙切れに嘆くしかない
落ちぶれた生き方でも唄わせてくれ
これ以上は俺自身に嘘なんてつけない
背けない目ん玉で見据えている
俺が死んだ時この唄が産声を上げる
絵にも描けないような情けない人生
小さい手の平で掲げたい信念
どうすればいいもう消えたい
尋ねたところで明日は待ってくれない
死ぬ直前後悔したくない
最後ぐらい笑って散りたい
あの日の残像を掻き消すように
今日の日の風景を焼き付けるように
Comment
No Comments Yet.