歪みと歪
ワナガナー
歪みと歪
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読んでみたかった
俺の書いた詩
ただの自己満
誰かが言った
君は人間から欠落しているよ
誰かがこぼした
お前なんか友達じゃないに決まってんだろ
誰かが壊した
壊れる方が悪い
誰かが嘆いた
あんたなんか産まなきゃよかった
誰かが喚いた
お前のせいで俺まで
誰かが叫んだ
死んじまえ
誰かが唱えた
お前は誰にも助けれられやしない
お前は誰かを助けれない
ひとつひとつとして
何も間違ったことは
囁いて
唱えてはいない
誰かが書いた曲を
聴いては
涙を流し共感し
[自分も頑張ろう ]
[生きよう]
そんなのはその日暮らしの言の葉なわけで
すぐにでも
[死にたい]
[壊してくれ]
[殺してくれ]
[壊したい]
[殺したい]
[壊されたい]
[殺されたい]
[消されたい]
[消したい]
[消してくれ]
と
言の葉を噤むのが
日常なわけで
どれほど人間として生きても
結局は化け物であって
人なんてのは生きて歩く拷問器具
社会なんてのは紛い物のシンボル
街と言の葉
世界と仮面
仕事と夢
学校と絶望
己と死神
こんな
墓場みたいな
世の中でも
何故必死に生きようとするのか
生きても何もならないのに
そんな詩を見ても
何も感じ無いわけで
その癖綺麗事には
共感すような
俺達を
ボロボロにするような
この世界で
笑って生きることは
まるで
法律のになっているんだ
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