【1人声劇】打上花火(女ver)【台本】
DAOKOx米津玄師
【1人声劇】打上花火(女ver)【台本】
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"後悔は、あの夏に残したまま"
主人公(社会人、女性)
男主人公の幼馴染。
夏祭りの日、告白をされたことに気がつくも、
幼馴染という関係から変わることが怖くなり知らんぷりをしてしまう。
そのことに後悔を続けたまま地元に残り、上京した彼とは離れ離れに。
サビに合わせて最後のあたりは読んでもらえたら嬉しいです
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どこからともなく、
ソースの焦げた匂いと火薬の匂い
あの時もそうだった
繋いだ手の体温、少し汗ばんで、
それが伝わっていやしないかとドキドキして
祭囃子の音と、子供の駆ける足音、
そして花火の咲く音
花火の音を聞けば思い出す、
あの咲き乱れる最中(さなか)、
何かを懸命に伝えようとした彼のことを
私は、聞き返すのが怖かったのだ。
答えなんてとっくに出ていたのに
幼馴染から、
変わることが恐ろしくて知らないふりをした
浴衣姿に顔を赤らめる彼にときめいて、
「汚れちゃうね」なんて笑いながら近くの河原に座って
赤、緑、黄色、夜空咲き乱れる花、
隣に感じる彼の視線
それがただ、ただ、嬉しかったというのに
(0:28)
パッと光って咲いた花火を見ていた
彼と2人、あの時確かに世界は2人だけだった
変えることが恐ろしいならこの夜がこの時間が永遠になればいいと思った
その後悔は、あの夏に残したまま…
ああ神様、どうか
あの昔と変わらぬ少し猫背の後ろ姿が、彼でありますように。
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2commnets
- しゅうかまん*youtuber素敵な台本お借りいたしました!
- ゆきな台本お借りしました! 夏の切なさと期待を感じる作品でした!