【二人声劇】騎士の禁忌、魔女の呪詛【台本】
名も無い騎士【お名前】 北東の魔女【お名前】
【二人声劇】騎士の禁忌、魔女の呪詛【台本】
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「北東の魔女は呪詛の魔女、この世界を見下ろす塔が彼女の牢獄。」
「惨めなものだな、世界に関与出来ない者が世界を見下ろす塔に囚われるだなんて」
『そんなことないわ、こうして貴方に逢えたのだもの』
-曲が変わる-
『さあ、お食べなさい、呪いのタルト』
『この中の一つにソレは憑いている』
「持て成すだけだなんてつまらないだろう。折角だ、御茶会にしよう」
『あら、それは素敵な提案』
-残り53秒〜-
『そうだ、御茶会の次は舞踏会にしましょう』
『私と貴方で朝まで踊るの。二人だけじゃ寂しいからお友達も呼んで』
「魔女に友達がいるなんて、どんな冗談だ?」
『貴方こそ冗談を言うのが上手くなったのね』
-残り39秒〜-
『舞踏会は出来なかったわね』
「お前の友達も見れなかった」
『うふふ』
「なにがおかしい」
『嬉しいの、今は無理でもそのうち出来るわ、きっと』
「おかしな奴だ、今から殺されるっていうのに」
『…楽しい時間をありがとう、名も無い騎士さん』
「こちらこそ、北東の魔女サン」
「牢獄から連れ出した魔女に、どうか、死刑という永遠の自由を」
-曲が落ち着く-
『タルトに憑いた呪いは“永遠の道連れ”』
『嬉しいわ』
『永遠に、貴方といられるんだもの』
「魔女の呪いに囚われた名も無い騎士の話」
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
「」…名も無い騎士
『』…北東の魔女
とある曲を少しモチーフにして書きました。
騎士は男、魔女は女のイメージですが、性別変更ご自由に。
最初〜曲が変わるまでは普通にゆったり読み、曲が変わってからは早口で読むといいと思います。
次の段落へ行く前に空白が取れると場面の切り替えが綺麗に行えます。
『タルトに憑いた呪いは〜』から最後までは本当にギリギリ入るか入らないかくらいなので魔女の台詞は流れるように読んだ方が入りやすいです。
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Comment
3commnets
- まるちゃん?借りました!!
- みりとお借りしました!とても楽しかったです(*´◒`*)
- 紐お借りします〜〜