映画『花火と虹と天気雨』(side.糸雨 奏虹)CM風台本
晴希[ぴの] × 糸雨[ ]
映画『花火と虹と天気雨』(side.糸雨 奏虹)CM風台本
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晴希、ぴのVer.をお届けします( 笑 )
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晴希「あーあ、また雨か。」
糸雨[その声に窓の外を見ると、雨が静かに大地を濡らしていた。]
晴希「花火中止嫌だなー」
糸雨[貴方の周りはいつも賑やかで、楽しそう。
私は、いつも少し離れた場所から眺める。]
晴希「分かってないなー。一瞬のために、花火は夜空に大輪を咲かすんだ。」
晴希「なぁ、糸雨(しきう)は、花火の良さ、、、わかるよな?」
糸雨「私は・・・
花火、綺麗だと思う。
でも今日みたいな雨は好き、、かな。
それに、雨が降らなければ、虹も出ないから。」
晴希「確かに、天気雨と虹は綺麗だな。
だけど、花火中止は嫌だなー。」
糸雨[貴方のくるくると変わる表情から目が離せない。]
糸雨[窓を優しく撫でる雨粒を眺めながら思い返す。
あれから1年。
未だ想いを告げられず。
まるで霖雨(りんう)のよう。
いつか、
陽の光が指して、虹がかかることはあるのかな。。]
糸雨 〖 映画 〗
2人 『花火と虹と天気雨』
晴希 〖 5/28公開。 〗
晴希「雨と太陽があれば、虹がかかるだろ?」
糸雨[そう言って笑う貴方に私は恋をした。]
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設定
糸雨 奏虹(しきう かなえ) 高校2年生
黒髪三つ編みの文学少女。入学式の日、声をかけてくれた晴希に、静かに想いを寄せる。大人しいが暗い訳ではない。
花空 晴希(はなぞら はるき)奏虹のクラスメート
クラスのムードメーカー。
入学式の日、桜の散る中、1本の桜の下に佇む奏虹に一目惚れ。同じクラスだったことに嬉しくて声を掛ける。
奏虹を勝手にお天気仲間という( 笑 )
お天気仲間のくだりからの、晴希の最後のセリフ。
つまり奏虹が恋に落ちた瞬間( 笑 )
2人の通う高校では、5/28に花火大会がある。
その最後の花火の時、想いを告げることが出来ればその2人は結ばれるというジンクスがある。
両片想いな、静かな恋の物語。
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