【両声類・多声類台本】対(つい)
五月女桜
【両声類・多声類台本】対(つい)
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コラボ様→
【内容】
男性:昔々、九州の北部。博多湾の漁師達による奇妙な噂があった。その内容は『波が怒りをあげる時、必ず自分の対(つい)が正しい方向を示すであろう…』
《無音》
女性:アハッ♪みーつけたっ♥
《音入り》
男性:これが、俺の対(つい)⁉馬鹿げるな。俺は男だ!お前は女じゃねぇーか!
女性:何ですか?急に現れたと思ったら、ずいぶんお怒りのようですね。私はあなたの正真正銘の対(つい)ですよ。
男性:嘘を言うな‼←かぶせる
女性:おー怖い
男性:もう、いい。早く道を教えろ。気味が悪い。
女性:そう、ですね♪
男性:おい!どういう事だ⁉ここはどこだ⁉
女性:さぁ~、どこでしょうね?
男性:騙したのか。
女性:そんな、滅相もございません。私は、あなたへの正しい道を教えました。だから、次は私の番です。
男性:は?
女性:あなたの、対(つい)である私(わたくし)が、外で代わりを努めさせていただきますね♪外が嫌になったら次は私(わたくし)があなたのように、ここに参上します。それまで、暇(いとま)申し上げます♥
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同一性の心の格闘を自分なりに、イメージして書みました。
#四ノ宮りゐオリジナル#五月女桜台本
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